和歌山県「有田川町」の医師求人特集（生活＆医療情報）

有田川町は、面積351.8km²の地域で、和歌山県の中部に位置します。

有田川町役場から和歌山市役所までのアクセスは、車の場合「松原那智勝浦線/阪和自動車道」経由で35分(31.0km)でいくことができます。
電車の場合、「有田川町役場〜徒歩(27 分)藤並駅〜和歌山駅〜徒歩(2 分)ＪＲ和歌山駅〜市役所前〜徒歩(1 分)和歌山市役所」で1時間25分で行くことができます。

有田川町を代表する人気スポットは、「薬王寺（有田川町小川）」や「あらぎ島（有田川町清水）」や「かなや明恵峡温泉（有田川町大字修理川）」などがあります。

和歌山県有田川町には人口25,258人（2020年国勢調査）が住んでいます。
和歌山県有田川町の2015～2020年における人口増減率は-4.18％となっています。
有田川町を含む有田医療圏に位置する地域と人口増減率を比べると、有田市は-6.79%、広川町は-6.13％、湯浅町では-8.84％となっており、有田市の人口減少率は周辺地域に比べて少ない傾向であることがわかります。
しかし、全国の人口増減率である-0.75%と比べると、有田川町は人口減少率が高い地域だといえます。
次に和歌山県有田川町の高齢化率を調べてみると、33.00％でした。
このデータから有田川町に住む約3分の１の方が65才以上の高齢者であることがわかります。

では次に、和歌山県有田川町の医療施設数をご紹介します。
調べてみると、病院が3施設（和歌山県立こころの医療センター:300病床、医療法人たちばな会　西岡病院:120病床、有田南病院:71病床）、一般診療所数は27施設あることがわかりました。
医療機関の絶対数だけをみると、医療機関数が少ないように感じる有田川町ですが、人口対比で換算すると医療機関数が多い地域であることがわかります。
実際に、有田川町にある医療機関数を人口対比で調査したデータをチェックすると、和歌山県有田川町の病院・一般診療所ともに全国平均値より高くなっています。
具体的な数値をご紹介します。
まず和歌山県有田川町の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.46に比べ11.88と約5ポイント高くなっていました。

次に一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数字をチェックすると、全国平均値69.98に対して106.90と約36ポイント高いことがわかりました。（参照元：2022年11月現在の地域内医療機関情報の集計値（人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算））
では、この地域で働く医療従事者数はどのような状況なのでしょうか。
医療従事者数をチェックしてみると、和歌山県有田川町に常勤している常勤医師在籍数はわずか45名でした。
この常勤在籍医師数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均医師数253.67人と比べて178.16人と、全国平均値に比べ約75ポイント低い状況でした。
この結果から、和歌山県有田川町の常勤医師数は全国平均に比べて不足していると言えるでしょう。
翻ると、有田川町は、他の地域に比べて医師の募集ニーズは高い可能性があると推測できます。
結果的に、転職の際に行う条件交渉は医師の希望が医療機関よりも優位に進めらる可能性が高いと言えます。

しかし、今後数十年後も医師のニーズが現状を維持するとは限りません。
そこで、和歌山県有田川町の数十年後の医療ニーズの変化についてチェックしてみましょう。
ここでは医師募集傾向の今後の変化を把握するために、和歌山県有田川町の2020年医療需要の実績を100とした場合の需要変動をご紹介します。
データを確認すると、2025年予測では102、2030年は101、2035年は99、2040年では98、2045年予測では95と、2020年に比べて約5ポイントまで減少する予想がでています。
これらの数値から和歌山県有田川町の医療ニーズは現状より穏やかに減少することが予想されます。
結果的に、医師の募集ニーズも現状より減少する可能性が高いと言えます。
そのため、今後長く働かれる医師の転職先としてはあまりおすすめできません。

では次に、介護現場における医師募集ニーズの将来推移についてもチェックしてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しており、2020年実績を100とした場合のデータをご紹介します。
すると2025年予測では107、2030年は109、2035年は110、2040年では109、2045年予測では107と、2020年に比べて約7ポイント増加する予想がでています。
これらの数値から和歌山県有田川町の介護ニーズは現状より増加する予想が出ていることから、介護領域の医師の募集ニーズも現状より増えることが予想されます。