岐阜県「多治見市」の医師求人特集(生活&医療情報)

多治見市の生活関連情報

岐阜県南東部に位置する多治見市は、面積約91.25km²の地域で、市域の約5割を山林が占めています。

多治見市役所周辺から中部国際空港セントレアまでのアクセスは、車の場合は「知多半島道路」などを経由して約1時間10分(約79km)で移動することができます。
公共交通機関の場合は、多治見市役所〜徒歩約19分〜多治見駅(JR中央本線快速名古屋行)〜徒歩約3分〜名鉄金山駅(名鉄特急中部国際空港行)〜中部国際空港駅に到着すると、中部国際空港セントレアへアクセスできます。
このように公共交通機関を利用した場合は約1時間36分で移動することができます。

また、岐阜県多治見市を代表する人気スポットとしては、藤森照信氏が設計した多治見市モザイクタイルミュージアム(多治見市笠原町)や、展望台からの眺めが見事なかさはら潮見の森(多治見市笠原町)、美濃焼の魅力を学ぶことができる多治見市美濃焼ミュージアム(多治見市東町)やこども陶器博物館(岐阜県多治見市旭ケ丘)、そして盃の種類の多さに驚かされる市之倉さかづき美術館(多治見市市之倉町)が有名です。

多治見市の医師に関する情報

岐阜県東濃医療圏に位置する多治見市の人口は2020年国勢調査で106,732人です。
この数値は、2015年の110,441人と比較すると2015〜2020年の人口増減率が-3.36%となっており、全国平均の-0.75%と比べても人口の減少率が高いことが分かります。

また65歳以上の高齢化率は31.40%で全国平均28.60%と比べると約3ポイント高い水準にあります。
この状況は、全国平均よりも人口減少が進み、高齢化も進んでいる地域であることを示しています。
人口密度は2020年時点で1,169.70人/km²となっており、全国平均338.30人/km²を大きく上回ることから、市街地を中心に人口が集積している地域であることが分かります。

次に多治見市内の医療機関数をチェックしてみると、一般診療所は72施設で人口10万人あたり67.46件となっており、全国平均(70.34件)とほぼ同程度の水準です。
診療科別では内科系診療所45施設(42.16件・全国平均45.51件)、外科系26施設(24.36件・全国平均19.16件)、小児科系24施設(22.49件・全国平均16.10件)、精神科系診療所についても一定数が整備されており、幅広い診療科に対応できる地域医療体制が構築されています。
特に外科系、小児科系診療所は人口当たりで全国平均を上回っており、地域住民の日常的な医療ニーズに応える体制が比較的充実していることがうかがえます。

また、多治見市内の病院は4施設あります。(地方独立行政法人 岐阜県立多治見病院:539病床、社会医療法人 厚生会 多治見市民病院:250病床、医療法人 仁寿会 タジミ第一病院:50病床、医療法人 仁寿会 サニーサイドホスピタル:50病床)。
人口10万人あたりの病院数は3.75施設であるのに対し、全国平均は6.31施設となっており、病院数自体は全国平均を下回る水準です。

一方で、病院病床(全区分計)は889床となっており、人口10万人あたり病床数は832.93床です。
この数値は全国平均1,144.07床を下回っているものの、岐阜県立多治見病院をはじめとする地域の中核病院が配置されており、東濃医療圏の医療を支える体制が整備されています。
病床の内訳を見ると、一般病床767床(人口10万人あたり718.62床・全国平均685.68床)となっており、全国平均を上回る充実した水準です。

一方、療養病床は70床(65.58床・全国平均208.36床)、精神病床は33床(30.92床・全国平均246.04床)と全国平均を大きく下回っています。

また、結核・感染症病床は19床(17.80床・全国平均3.98床)となっており、感染症医療にも一定の対応力を有していることが分かります。
このように、多治見市では急性期医療を中心とした病床構成となっており、慢性期医療や精神科医療については周辺地域との機能分担を図りながら医療提供体制が構築されていることが特徴です。

次に、医療従事者の状況についてみると、常勤医師数は266.00名で人口10万人あたり249.22人となっており、全国平均(約258.13人)と比較するとわずかに下回る水準です。
その差は約9人程度であり、全国平均とほぼ同等の医師配置が確保されている地域と考えられます。
このことから、多治見市では人口規模に見合った医療人材が比較的充実しており、東濃医療圏の中核都市として安定した医療提供体制を維持していることがうかがえます。

一方で、高齢化の進展や医師の働き方改革などを背景に、今後も医療人材の確保は継続的な課題となることが予想されます。

また、将来的な医療ニーズは人口減少の影響を受け、長期的には緩やかな減少傾向となることが予測されています。

一方で、高齢者人口、とりわけ後期高齢者人口は2040年代頃まで増加する見込みであり、介護需要については今後もしばらく増加傾向が続くと考えられています。
そのため、医療需要全体は徐々に縮小していく一方で、高齢者医療や在宅医療、慢性疾患への対応、さらには介護との連携の重要性は今後さらに高まることが予想されます。
具体的には、2020年を100とした医療需要予測指数は、2025年に102まで上昇した後、2030年には101、2035年には99、2040年には96、2045年には92、2050年には88まで減少すると予測されています。

一方、介護需要予測指数は2025年に117まで上昇し、2030年には122、2035年も122と高い水準を維持した後、2040年には120、2045年には119、2050年には121と、今後も高い需要が続く見込みです。
これらの推計データより、今後は人口減少に伴って医療需要全体は縮小していくものの、高齢化の進展に伴う介護需要や在宅医療ニーズは一定期間増加すると考えられます。
そのため、急性期医療だけでなく、回復期・慢性期医療や在宅医療、介護施設との連携を担う医師への需要は引き続き維持される可能性があります。

また、多治見市は東濃医療圏の中心都市として周辺自治体からの患者も受け入れる役割を担っていることから、地域医療を支える医師の確保は今後も重要な課題となるでしょう。

こうした状況から、多治見市は人口減少が進みつつも、東濃医療圏の中核都市として比較的充実した医療資源を有する地域であり、今後は急性期医療に加えて高齢者医療や在宅医療、介護との連携を強化しながら、地域全体の医療ニーズに応えられる医療提供体制の維持・強化が求められる地域と考えられます。
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