三重県「伊勢市」の医師求人特集(生活&医療情報)

伊勢市の生活関連情報

伊勢市は、面積が208.4 km²の地域で、三重県の中部に位置しています。

伊勢市役場から津市役所までのアクセスは、車の場合、「伊勢自動車道」経由だ47分(58.3km)、または電車の場合、「宇治山田駅(近鉄特急 ビスタカー 近鉄名古屋行)~津駅~徒歩~津駅西口~津市役所NHK前~徒歩~津市役所」経由で1時間1分で行くことができます。

伊勢市を代表する人気スポットは、伊勢神宮内宮(皇大神宮)(伊勢市宇治館町)、伊勢夫婦岩ふれあい水族館(伊勢市二見町江)、猿田彦神社(伊勢市宇治浦田)などがあります。
そのほかにも夫婦岩、おかげ横丁などが人気です。

伊勢市の医師に関する情報

三重県伊勢市には人口122,765人(2020年国勢調査)が住んでいます。
三重県伊勢市の2015~2020年における人口増減率は-3.95%と減少傾向となっています。
伊勢市を含む南勢伊賀医療圏に位置する地域と人口増減率を比べると、松阪市-2.88%、鳥羽市-9.89%、志摩市-8.51%、多気町-5.76%、明和町-0.62%、大台町-9.30%、玉城町-2.53%、度会町-5.56%、大紀町-12.57%、南伊勢町は-14.07%となっており、伊勢市の人口減少率は周辺地域と同じく減少エリアとなっていました。
ちなみに、全国の人口増減率は-0.75%であるため、伊勢市の人口減少率は、全国平均値に比べて3倍以上の減少率になっていました。

次に、三重県伊勢市の高齢化率を調べてみると31.80%で、伊勢市に住む約3人に1人近くの人が65才以上の高齢者でした。
この数値を全国の高齢化率28.00%と比べてみると、伊勢市の高齢化率は高いことがわかります。

では次に、三重県伊勢市の医療施設数をチェックしてみましょう。
調べてみると、病院が4施設(一伊勢赤十字病院:647病床、市立伊勢総合病院:300病床、医療法人全心会 伊勢慶友病院:213病床、伊勢田中病院:83病床)、一般診療所数は112施設あることがわかりました。
絶対数だけ見ると病院数が少なく、診療所数が多く感じますが、人口対比で換算するとどのような状況なのでしょうか。
調べてみると、病院数は全国平均レベルより少なく、診療所数は全国平均レベルより多い地域であることがわかりました。
具体的なデータをチェックしてみましょう。
三重県伊勢市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.46に比べ3.26と約半数になっていました。

また、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数字は、全国平均値69.98に対して91.23と約22ポイント高いことがわかりました。
これらのデータから、病院数が人口に対して足りていない地域であることがわかります。(参照元:2022年11月現在の地域内医療機関情報の集計値(人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算))

では、この地域で働く医療従事者数はどのような状況なのでしょうか。
医療従事者数をチェックしてみると、三重県伊勢市に常勤している常勤医師在籍数は389名でした。
この常勤在籍医師数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均医師数253.66人と比べて316.87 人と約63ポイント高い数値となっていました。
この結果から、全国平均に比べて三重県伊勢市の常勤医師は充足している地域と言えます。
これらの医療資源に関するデータをまとめると、伊勢市の医療資源は、病院というハード面は不足していますが、診療所や常勤医師数では充足状況にあるエリアであるといえます。
結果的に、他の地域に比べて医師の募集ニーズはやや低い地域と言えるでしょう。
そのため、転職の際に行う条件交渉は医師よりも医療機関の希望が優先される可能性が高いと言えます。

しかし、今後数十年後も医師のニーズ状況が現状を維持するとは限りません。
そこで、三重県伊勢市の数十年後の医療ニーズの変化についてチェックし、医師の募集ニーズを推測してみましょう。
ここでは医師募集傾向の今後の変化を把握するために、三重県伊勢市の2020年医療需要の実績を100とした場合の需要変動をご紹介します。
データを確認すると、2025年予測では101、2030年は100、2035年は97、2040年では96、2045年予測では93と、2020年に比べて7ポイント減少する予想になっていました。
これらの数値から三重県伊勢市の医療ニーズは現状を下回る可能性が高いと言えます。
結果的に、医師の募集ニーズも現状より減少するでしょう。

では次に、介護現場における医師募集ニーズの将来推移についてもチェックしてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しており、2020年実績を100とした場合のデータをご紹介します。
すると2025年予測では107、2030年は109、2035年は108、2040年では107、2045年予測では107と、2020年に比べて7ポイント増加する予想となっていました。
これらの数値から、三重県伊勢市の介護ニーズは、現状よりやや増加し、介護領域の医師の募集ニーズも併せて増える可能性があるでしょう。
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