岐阜県「飛騨市」の医師求人特集(生活&医療情報)

飛騨市の生活関連情報

岐阜県最北端の飛騨地域に位置する飛騨市は、面積約792.53km²の地域です。

飛騨市役所周辺から富山空港(富山きときと空港)までのアクセスは、車の場合は「国道360号」などを経由して約1時間16分(約61.8km)で移動することができます。
公共交通機関の場合は、飛騨市役所〜徒歩約9分〜飛騨古川駅(JRひだ富山行)〜富山駅〜徒歩約5分〜富山駅前バス停(リムジンバス富山空港線富山空港行き)〜富山空港に到着すると、富山空港へアクセスできます。
このように公共交通機関を利用した場合は約1時間52分で移動することができます。

また、岐阜県飛騨市を代表する人気スポットとしては、白壁の土蔵と瀬戸川を泳ぐ錦鯉の風景が風情豊かな「白壁土蔵街(瀬戸川)」(飛騨市古川町)や、廃線となった鉄道レールの上をマウンテンバイクで走る新感覚アトラクション「レールマウンテンバイク Gattan Go!!」(飛騨市神岡町)、そして「天下の奇祭」として国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産にも登録されている古川祭の熱気を体験できる飛騨古川まつり会館(飛騨市古川町)が有名です。

飛騨市の医師に関する情報

岐阜県飛騨医療圏に位置する飛騨市の人口は、2020年国勢調査で22,538人です。
2015年の24,696人と比較すると、2015~2020年の人口増減率はマイナス8.74%となっており、全国平均のマイナス0.75%と比べても人口減少が急速に進んでいることが分かります。

また、65歳以上の高齢化率は40.40%で、全国平均の28.60%を約12ポイント上回っています。
人口密度も28.40人/km²と、全国平均の338.30人/km²を大きく下回っています。
山間地域や人口の少ない集落を多く抱えるため、限られた医療資源を市内全域へ効率的に届ける体制の維持が重要な課題となっています。

次に飛騨市内の医療機関数をチェックしてみると、一般診療所は15施設で、人口10万人あたり66.55件となっており、全国平均の70.32件を下回っています。
診療科別では、内科系診療所が13施設、人口10万人あたり57.68件で全国平均の45.50件を上回っています。

また、外科系診療所は8施設、人口10万人あたり35.50件で全国平均の19.15件を上回り、小児科系診療所も7施設、人口10万人あたり31.06件で全国平均の16.01件を上回っています。
複数の診療科を標榜する診療所が重複して集計されている点には留意が必要ですが、人口当たりで見ると、内科、外科、小児科の一次医療に対応する診療所は比較的確保されていることがうかがえます。

一方、産婦人科系診療所は1施設、人口10万人あたり4.44件で全国平均の3.71件を上回っていますが、皮膚科系診療所と耳鼻咽喉科系診療所はありません。
眼科系診療所は1施設、人口10万人あたり4.44件で全国平均の6.32件を下回り、精神科系診療所も1施設、人口10万人あたり4.44件で全国平均の6.18件を下回っています。
そのため、専門性の高い診療については、市内の病院や高山市を含む飛騨医療圏内の医療機関との連携が重要になると考えられます。
飛騨市内には病院が2施設あり、国民健康保険飛騨市民病院が81病床、社団医療法人古川病院が20病床を有しています。
病院数は人口10万人あたり8.87施設で、全国平均の6.30施設を上回っています。

一方、病院病床の全区分計は101床で、人口10万人あたり448.13床となっており、全国平均の1,141.37床を大きく下回っています。
病床の内訳は、一般病床が60床、人口10万人あたり266.22床で、全国平均の683.77床を下回っています。
療養病床は41床、人口10万人あたり181.91床で、全国平均の208.01床をやや下回っています。
精神病床と結核・感染症病床はありません。
このため、市内の病院は地域医療の重要な拠点であるものの、高度急性期医療や精神科医療などについては、飛騨医療圏内の基幹病院との連携が不可欠です。
医療従事者の状況についてみると、飛騨市内の常勤医師数は27.00名で、人口10万人あたり119.80人となっており、全国平均の256.98人の半数以下です。
このことから、飛騨市では常勤医師の確保が大きな課題です。
将来の人口推計を見ると、飛騨市の総人口は2020年の22,538人から、2030年には18,260人、2040年には14,428人となり、2050年には11,268人まで減少すると予測されています。
高齢者人口も2020年の9,104人から2050年には5,996人まで減少しますが、総人口の減少幅が大きいため、高齢化した人口構成は今後も続くと考えられます。
後期高齢者人口は2020年の5,270人から2025年には5,517人へ増加し、その後は減少するものの、2030年にも5,284人と高い水準で推移する見込みです。
2020年を100とした医療需要予測指数は、2025年に約95、2030年に約88、2035年に約80、2040年に約74、2045年に約67、2050年には約62まで低下すると見込まれます。

一方、介護需要予測指数は2025年に約103まで上昇した後、2030年に約98、2040年に約84、2050年には約75となる見通しです。
人口減少に伴い医療・介護需要全体は長期的に縮小しますが、当面は後期高齢者人口が多く、介護需要は高い状態が続くことが予測されます。(年齢階層別人口に所定の係数を掛け合わせ、2020年を100として医療・介護需要を指数化しています)

こうした状況から、飛騨市は人口減少と高齢化が全国平均以上のペースで進む一方、医師数や病床数などの医療資源は限られています。
今後は、飛騨市民病院と古川病院を中心に、市内の診療所や在宅医療、介護事業所との連携を強化するとともに、高山市の基幹病院を含む飛騨医療圏全体で役割を分担し、広大な市域を支える持続可能な医療・介護提供体制を構築することが求められます。
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