山口県「山陽小野田市」の医師求人特集(生活&医療情報)

山陽小野田市の生活関連情報

山口県山陽小野田市は古くから山陰道があり、この近辺を繋ぐ連絡通路の役割を果たしてきた土地です。幾つかの古墳からこの土地が豪族によって栄えていた事を知る事ができます。今でも残っている、堰、美田、水路からこの土地の荒れ地であった場所に水を引いたということが分かります。公式な記録はありませんがそこから「厚狭の寝太郎」の伝説が誕生したのではと言われています。
明治維新後は日本初のセメント会社が設立し、セメントを中心とした窯業、化学工業を中心に工業の街として成長してきました。隣接する宇部市と北九州工業地帯、瀬戸内海工業区域の一部となっています。市内には今でも山陽小野田市内に「セメント町」「硫酸町」の地名が残り古くから産業の発展があった事を知ることができます。窯業から2003年にきららビーチ焼野海岸にガラス工房がオープンし、ガラス展等も行っています。この「きららガラス未来館」は生涯学習施設であり拭きガラス体験等様々な体験が楽しめる施設となっています。
山陽小野田市は人口の減少傾向が1985年以降続いており出生数の低下や転出が死亡数、転出数を下回っています。その為、その方針としては「地域でできることは地域で」を掲げて地域自治組織の高まりを目指し、NPO法人、ボランティア等の組織の育成を行います。住みやすさを目的として高齢になっても安心して暮らせる町づくりを目指しています。

山陽小野田市の医師に関する情報

山陽小野田市の医療状況は病院施設は人口1000人あたりの病床数は16,8床となっており、同じ人口規模の萩市、光市の中間程度となっています。ただ、国民健康保険の市民1人当たりの医療費は県平均より高くなっており、今後の課題となっています。
山陽小野田市には公的な病院が3ヶ所ありそれぞれに超急性期病院、回復期・療養型病院、急性期一般病棟等に分かれ、市民に開かれた病院を目指しています。医師、看護師の確保が次第に困難となりつつある中で、適正な病院機能の維持には地域住民に支えられてきた自治体病院の役割は大きく、公共性と経済性の両立が難しくなっています。
山陽小野田市の医師数は2008年で157人となっており山口県内の約4,3パーセントを占めています。大きく変動はここ数年ありませんが増加もない為、人数不足への対応が必要となっています。
この市は高千穂地区、小野田地区、竜王地区と三地区に別れており、小野田医師会のサイトから市内の病院の位置を知る事ができます。どの地区に幾つの病院があるか分かるようになっており、地区ごと閲覧すると竜王地区の病院数が少なく、病状によっては専門医に受診する為には他地区まで行かなくてはならないようです。
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