山口県「萩市」の医師求人特集(生活&医療情報)

萩市の生活関連情報

萩市は、山口県の北部にある人口約4万9000人の町で、4つの有人離島を有しています。北部は日本海に面し、東西を川に挟まれた三角州の上に市街地が形成されています。萩市は西日本有数の漁獲高を誇り、農業に加え漁業は市の主な産業になっています。古くは城下町として栄えた歴史があり、町の至るところに武家屋敷や商家が当時のままの姿で残されています。明治維新で活躍をした吉田松陰や高杉晋作・伊藤博文など現代日本を創った偉大な人物のゆかりの場所も数多く残されています。
萩市には市立小学校が22校・市立中学校が15校あります。市内の小学校では、明倫小学校や椿東小学校での松陰教学の教えの実践や、木間小中学校・三見小中学校及び相島小中学校での小中連携・一体教育など、家庭・地域社会の特色を生かしたさまざまな教育活動が行われています。また小学校の空き室や公民館を利用して、生涯学習ボランティアグループや地域の方が連携をして学びや体験の場を設けています。さらに市では県内で初めてのプレパークをオープンしています。遊びを見守り手助けをするプレリーダーを配置し、「自分の責任で自由に遊ぶ」ことを大切にして穴掘りや畑作りを通し子どもの好奇心や創造性を育む場所を提供しています。

萩市の医師に関する情報

萩市における病院施設数は7施設・一般診療所施設数は39施設あり、人口10万人に対する医療施設数はともに全国の平均を上回っており充実をしているように見えます。しかし市には4つの有人離島があり、山間部など医療施設がない場所で生活をしている人もいます。また産婦人科など特定の診療科の不足も目立ちまだまだ改善のための対策が必要となっています。市における医師の数も65人で、人口10万人に対する全国の平均を下回っており医師の確保も今後の重要課題となっています。
市では、公立病院・医師会・行政が連携・協力して医学生や医療従事者の地域医療協力の受け入れを行っています。
市の有名な医療機関として、萩市民病院と玉木病院があります。萩市民病院は高度な質の高い医療を提供する地域の中心的病院で、へき地医療拠点病院・萩健康福祉センター難病医療ネットワーク中核病院に指定されており、地域の医療機関と連携を取りながら積極的に地域医療・へき地医療の役割を担っています。玉木病院は明治20年に開設された歴史が古い病院で、急性期と慢性期を治療する地域住民に信頼の厚い総合病院です。地域とのコミュニケーションを密にしたアットホームな病院で、患者一人一人と向き合った温かい看護に定評があります。
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