静岡県掛川市には人口114,954人(2020年国勢調査)が住んでいます。
静岡県掛川市の2015~2020年における人口増減率は0.31%と微増傾向となっています。
静岡県掛川市以外の中東遠医療圏の人口増減率をチェックしてみると磐田市は-0.32%、袋井市は2.42%、御前崎市は-4.53%、菊川市は2.19%、森町は-5.78%となっていました。
また、中東遠医療圏全体の人口減少率0.08%と比較すると、静岡県掛川市は中東遠医療圏中で、人口増加率がやや高いエリアだということがわかります。
ちなみに全国の人口増減率は-0.75%であるため、静岡県掛川市の人口増加率は全国平均と比べても高い数値となっています。
次に、静岡県掛川市の高齢化率を調べてみると28.00%と静岡県掛川市に住む約4人に1人以上の方が65才以上の高齢者となっていました。
この数値は、全国の高齢化率28.60%と比べるとほぼ同程度の水準であることがわかります。
では次に、静岡県掛川市の医療施設数をチェックしてみましょう。
調べてみると、病院が5施設(掛川市・袋井市病院企業団立 中東遠総合医療センター:500病床、医療法人 好生会 小笠病院:206病床、医療法人社団 綾和会 掛川東病院:190病床、医療法人社団 川口会 川口会病院:180病床、医療法人社団 綾和会 掛川北病院:100病床)、一般診療所数は61施設あることがわかりました。
では人口10万人あたり施設数で換算した場合、医療機関数は全国平均値と比べてどのような状況なのでしょうか。
調べてみると、病院・診療所ともに、全国平均値よりも少ない数値であることがわかりました。
具体的には、静岡県掛川市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.35に比べて4.35と約2ポイント少ない数値でした。
また、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数字は、全国平均値70.19に対して53.06と約7ポイント少ない数値であることがわかりました。(参照元:公開情報を2025年11月に取得した際の地域内医療機関情報の集計値(人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算))
では、この地域で働く医療従事者数はどのような状況なのでしょうか。
医療従事者数をチェックしてみると、静岡県掛川市に常勤している常勤医師在籍数は260.34名でした。
この常勤在籍医師数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均医師数293.41人と比べて226.47人と約67ポイント低い状況でした。
この結果から、静岡県掛川市の常勤医師数は全国平均に比べて医師が不足傾向にある地域と言えます。
つまり、医師の募集ニーズが高い地域と言えるでしょう。
そのため、転職の際に行う条件交渉は、医療機関よりも医師の方が優位に進めらる可能性が高いと言えます。
しかし、今後数十年後も医師のニーズ状況が現状のままとは限りません。
そこで、静岡県掛川市の数十年後の医療ニーズの変化についてチェックし、医師の募集ニーズを推測してみましょう。
ここでは医師募集傾向の今後の変化を把握するために、静岡県掛川市の2020年医療需要の実績を100とした場合の需要変動をご紹介します。
データを確認すると、2025年予測では103、2030年は105、2035年は104、2040年では103、2045年予測で101、2050年予測で100と、2020年に比べて変動しない予想になっていました。
これらの数値から今後の静岡県掛川市の医療ニーズは、多少の増減はあるものの現状維持する可能性が高いでしょう。
結果的に、医師の募集ニーズも現状維持する可能性が高いと言えます。
では次に、介護現場における医師募集ニーズの将来推移についてもチェックしてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しており、2020年実績を100とした場合のデータをご紹介します。
すると2025年予測では114、2030年は124、2035年は128、2040年では129、2045年予測では127、2045年予測では130と、2020年に比べて30ポイント増加する予想となっていました。
これらの数値から、静岡県掛川市の介護ニーズは現状より約30%増加し、介護領域の医師の募集ニーズも今より増加するでしょう。