島根県「松江市」の医師求人特集(生活&医療情報)

松江市の生活関連情報

島根県松江市は海に面した島根県の中央部にあります。松江市のランドマークとして外せないのは国宝でもある松江城です。松江城周辺には武家屋敷があり、松江市の観光スポットになっています。また、松江市工芸品陳列所として建てられた興雲閣は100年以上の歴史があります。また、小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の生涯に触れることができる小泉八雲記念館なども観光客に人気です。またグルメは海の幸に恵まれ、松葉がにだけでなくのどぐろや松江岩牡蠣などが有名です。また三大そばにも選ばれている出雲そばや丸い3つの段に盛られた割子そば、釜揚げそばなど、独自のグルメ文化が育まれています。

松江市の医師に関する情報

島根県松江市は人口206,230人(2015年国勢調査)が住む市で、島根県の東部に位置した市になります。

医療施設数は、病院が11施設(松江赤十字病院:599病床、松江市立病院:470病床、総合病院松江生協病院:351病床、独立行政法人国立病院機構 松江医療センター:340病床、医療法人青葉会松江青葉病院:300病床、独立行政法人地域医療機能推進機構 玉造病院:253病床、鹿島病院:177病床、医療法人仁風会八雲病院:161病床、こなんホスピタル:147病床、医療法人社団創健会 松江記念病院:115病床、 東部島根医療福祉センター:100病床、以上病床数が多い順)、そして一般診療所が182施設あります。これらの医療機関数を松江市の人口対比で医療機関数を見た場合、病院は全国平均よりも少なく、診療所は全国平均よりも多いことがわかりました。
もう少し具体的にデータを使ってご紹介しましょう。松江市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.56に対して5.33と約1.2ポイント低く、一般診療所数は人口10万人あたりで換算すると、全国平均値68.04に対して88.25と全国平均よりも約20ポイント高いことがわかりました。
一方で、島根県松江市に在籍する医師数の状況について調べて見ると、島根県松江市に在籍する医師数は545名で(2017年10月現在の地域内医療機関情報の集計値)、在籍医師数を人口10万人あたりの全国平均医師数249.35人と比較すると、松江市は264.27人と約15ポイント多いことがわかりました。この結果から、島根県松江市の現在の医師数は全国に比べると比較的充足していると言えます。
では、島根県松江市の医師募集ニーズは今後どのように変動するのでしょうか。医療施設/介護施設別に今後の医師募集傾向についてチェックしてみましょう。調べてみると、松江市における「医療機関の医師募集傾向」は、2015年以降も微増することがわかりました。
「介護施設の医師募集状況」についても調べて見ると、2020年には2015年の1.2倍、2030年には2015年の1.3倍近くまで医師募集ニーズが高まることがわかりました。その傾向は2045年頃まで維持すると考えられます。
つまり、島根県松江市は、特に介護での医師募集ニーズが高い状態が今後も続くことがわかりました。これらの医師募集ニーズ傾向の参照元になっている松江市の将来推計人口から計算した「医療介護需要予測指数」をご紹介します。松江市の医療介護需要予測指数推移をチェックすると、2015年実績を100とした場合、医療の需要予測指数は、2020年予測では103、2025年は106、2030年予測では106、2035年では105、2040年予測では104、2045年予測では102になるという予想がされています。
つまり、医療機関における医師募集ニーズは現状とほぼ変わらないということが言えます。一方、松江市の介護需要予測指数は、2015年実績を100とした場合、2020年予測では109、2025年は122、2030年予測では128、2035年では128、2040年予測では128、2045年予測では127になるという予測が出ています。このデータからもわかるように、松江市の高齢者/超高齢者人口は今後10年は増加し、その後も一定数を維持するため、特に介護の現場での医師の募集ニーズの押し上げに寄与していると言えます。
このように同じ地域でも働く施設によって医師の募集ニーズには違いが出てきます。そのため、事前に、働きたい施設の医師募集ニーズをチェックすることをオススメしています。もし、島根県松江市で転職を検討している医師の方がいらっしゃいましたら、お気軽に医師専門の転職エージェントにご相談ください。
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