佐賀県「佐賀市」の医師求人特集(生活&医療情報)

佐賀市の生活関連情報

 佐賀県の県庁所在地である佐賀市は、人口が平成22年の国勢調査によると、237,506人となっています。古くは肥前国国府が置かれ、現在でも国府跡地や、長崎街道などの歴史遺産の残る都市であり、有明海に面していることから、海苔の産地でも有名です。また 脊振山地からの水資源の豊富さから、郊外では農業が盛んに行われており、米や大麦などの穀物の生産が盛んです。スキー場や古湯熊の川温泉郷などの温泉資源にも大変恵まれています。他にも熱気球の大会は有名であり、国内外より多くの参加者が集まる場所でもあります。
佐賀市では育児を安心してできる環境作りを積極的に行っており、子育てに関する相談体制や教育方法などに力を入れています。平成20年には「子どもへのまなざし運動」を市民運動として推進しており、他にも食育や健やかな身体作りの一環として、「朝ラジ、まなざし、朝ごはん」運動も推進されています。特徴的な事は、子どもだけでなく、地域の大人も一緒になって子どもと共に成長する事を目標としており、一部だけの取り組みで終わらせず、社会全体として活動を行っています。
日本は、今後より一層高齢化社会になるといわれています。そのような高齢化問題に対して、佐賀市は高齢化福祉について様々な計画を進めています。高齢化により、介護サービスへの需要は高まるといわれていますが、需要に対して供給不足になる事が予想されています。そのため、介護サービスの確保ができるようにし、高齢者に優しい、住み良い環境作りに取り組んでいます。

佐賀市の医師に関する情報

 佐賀市は大学病院や高機能病院、地域の基幹病院が存在し、救急医療の提供に関しても十分な提供を行う事ができ、他の地域から訪れる患者も多く、佐賀県の医療の中心ともいえるでしょう。日本医師会総合政策研究機構の調査によると、医学部の存在もあり、医師数の偏差値が62と、全国と比べても多いことがわかります。市内の病院数は29施設あり一般病院は25施設、精神病院は4施設となっています。人口10万人当たりに占める病院数は約12施設となっており、全国での数値は約6施設でした。一般病床数も偏差値57と多く、多くの患者の受け入れ態勢は整っているといえるでしょう。
日本全体にいえることなのですが、佐賀市の人口も今後減少傾向にあるといえます。しかし、高齢者の人数は今後増加傾向にあります。今後の医療需要予測では、2015年から2025年にかけて需要が4%増加しするそうです。そのうち0歳から64歳までの医療需要は11%減少するそうですが、75歳以上の後期高齢者と呼ばれる年齢層の医療需要の割合は20%増加すると予測されています。このように医療需要が増加傾向にありますが、病院施設も医療スタッフの人数も受け入れる環境は整っていますが、佐賀県の医療の中心でもあることから、医療提供の不足する地域との医療連携が今後の課題となるでしょう。このように佐賀市の医療の役割は非常に大きいものであると言えます。
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