岡山県「総社市」の医師求人特集(生活&医療情報)

総社市の生活関連情報

 総社市は岡山県の南西部に位置し、岡山空港から車で約25分の場所にあります。人口66,855人(2016年国勢調査人口)の街で、年間平均気温が16.8度、年間雨量が1000mm前後と温暖で雨の少ない地域です。地産地消の取り組みの一環として学校給食に市内で生産された農作物を35%使用を目標にしたり、障害者1000人雇用を掲げたり、バス・タクシー事業者とタッグを組んで新しい交通手段を開発するなど既成概念にとらわれず、市民のニーズに知恵とアイディアで応えています。スポーツの取り組みも盛んで、「そうじゃ吉備マラソン」は中国・四国エリア内でも最大規模を誇っています。また教育に関して平成26年度4月から、総社市内の山田・昭和・維新地区にある対象となる幼稚園・小学校・中学校において「英語特区」というものをスタートさせています。英語特区対象の維新・山田幼稚園では外国人指導助手による英語レッスンを年間95日ほど行う予定です。英語特区対象の昭和・維新小学校では、小学校1年生から英語授業を開始し、昭和中学校ではコミュニケーションに重点をおいたオールイングリッシュレッスン(月1?2回)を予定しています。また関連事業として、オーストラリアの姉妹校との交流事業や青山学院大学とタッグを組み講師や学生による英語授業に取り組んでいます。

総社市の医師に関する情報

 総社市の医療施設数を見てみると病院が3施設(長野病院:86病床、森下病院:72病床、薬師寺慈恵病院:64病床)、一般診療所が40施設あり、人口10万人あたりの施設数は病院は全国平均値よりも約2ポイント低く、診療所は全国平均値よりも約8ポイント低くなっています。医師数は65名で人口10万人あたりの医師数は97.23人となっており、全国平均値245.93人より約148ポイントも低いことから、総社市の医師数不足は全国でもトップクラスです。15~64歳までの生産人口は、今後減少する見込みで65歳以上の高齢者人口は2025年に微増するものの、その後減少予想が出されています。このような人口傾向からもわかるように、今後の医療需要は減ることが予測されています。一方、介護需要は 2010年を100と起算した場合、2025年には125まで増加することがわかっています。ちなみに、2015年現在の総社市の高齢化率は27.20%と約3人に1人が65歳以上という高齢化地域であるため、医師一人一人にかかる負担の大きさは測りきれません。このような医療需要・介護需要を受けて、総社市の代表病院である長野病院では、平成22年10月に介護老人保健施設を新しく開設し、地元のニーズに応えています。また、森下病院では訪問看護ステーション「のぞみ」や通所介護「もりした」、もりした介護支援事業所を開設することで介護のニーズに応えています。また森下病院は平成29年7月に新病院としてリニューアルをすることで、予防医学や病気の早期発見・治療に集中できる環境作りに注力しています。
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