岡山県「浅口市」の医師求人特集(生活&医療情報)

浅口市の生活関連情報

 浅口市は岡山県南西に位置しており、瀬戸内海に面している海と山の自然に囲まれた地域です。面積は66.46平方キロメートルと決して大きくありませんが、植木や手延べそうめん・うどん、漁業、また梨や桃などの果物栽培も盛んな地域です。アジア最大級の国立天文台があることでも有名で、市内の小中学校の学力を県内でトップクラスにすべく、学習サポートや環境整備にも余念がありません。例えば、子育てコンシェルジュを配置し、電話相談で子育てに関わる悩み相談やホームページを使って情報提供を行っています。また、浅口市では「子供・子育て支援新制度」を2014年11月に設け、2015年4月から質の高い幼児期の学校教育・保育の総合的な提供を本格的にスタートしました。具体的には、幼保連携型認定こども園を促進するために、手続きの簡素化や財政措置の見直しを行っています。

浅口市の医師に関する情報

 浅口市の医療施設数を見てみると病院が2施設(同仁会 金光病院:147病床、みわ記念病院:60病床)、一般診療所が18施設あります。人口10万人あたりの医療機関数で換算すると、病院は全国平均値より0.7ポイント低い5.84、診療所は全国平均値より12ポイント低い52.58でした。この数値から、浅口市の医療体制は十分とは言えない状況です。また浅口市に在籍する医師数は31名(人口10万人あたりの平均医師数245.93人に比べて155ポイントも低い90.55人)であることから、医師数も不足している地域であることがわかります。このデータからもわかるように、浅口市の医師需要は高く、現在の医師募集求人数は多いといえるでしょう。では、浅口市の医療・介護の需要予測は今後どのように変動するのでしょうか。浅口市の人口推移をチェックすると、15?64歳までの生産人口は2015年から減少する予測を社会保障・人口問題研究所が算出しています。また、65歳以上の高齢者人口は2020年をピークに減少すると予測されています。具体的には、2010年の医療需要を100と起算した場合、2025年には102と微増しますが、2030年には95、2035年には90、2040年には85と徐々に減少する試算が出ています。一方介護需要は、2025年には114、2030年には125とピークに達し、その後徐々に減少し始め2040年には105まで減少すると言われています。この推測データから浅口市の将来の医療・介護需要は医療分野では徐々に減少、介護分野では2040年までは安定して募集傾向が続くと予想できます。浅口市へ医師転職を検討する場合は、緩和ケアや看取りなどを行う在宅医療や訪問診療といった分野への転職であれば、給与や勤務体系など条件交渉もしやすくなるでしょう。一方で、浅口市の医療計画で注力しない分野への転職を検討している医師にとっては厳しいものになるでしょう。実際に、浅口市にある同仁会 金光病院もみわ記念病院でも医師採用情報を確認することができませんでした。この結果から、将来の医療・介護需要を見越して医療機関が採用に踏みとどまっている可能性が高いでしょう。
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