奈良県「御所市」の医師求人特集(生活&医療情報)

御所市の生活関連情報

御所市は面積は、面積60.65 km²の地域で、奈良県中部に位置します。

御所市から奈良市までのアクセスは、車の場合「京奈和自動車道/大和御所道路/国道24号」経由で約45分(27.9 km)でいくことができます。
電車の場合「御所駅<和歌山線各停王寺行>~王寺駅,王寺駅<大和路線大和路快速奈良行>~奈良駅」で約60分で行くことができます。

御所市を代表する人気スポットは、1596~1615年に建てられたとされる代官の豪邸である中村家住宅(御所市名柄)や、厳島神社(御所市柏原字丸山垣内)、十一面観音が有名な安楽寺(御所市稲宿1084 )が挙げられます。
御所市は大きく4つのエリアに分けることができ、伝統的な建物が数多く残っている「御所まちエリア」、古代豪族の葛城氏や鴨族にまつわる「葛城の道エリア」、古代寺社が点在する「掖上の道エリア」、古事記や日本書紀にも出てくる「秋津洲の道エリア」があります。

御所市の医師に関する情報

奈良県御所市には人口24,096人(2020年国勢調査)が住んでいます。
奈良県御所市の2015~2020年における人口増減率は-10.32%となっています。
同じ奈良県中和医療圏に位置する地域とこの人口増減率を比べると、大和高田市では-4.74%、香芝市では-4.17%、宇陀市では0.71%となっていました。
つまり、御所市の人口増減率は周辺地域に比べて非常に高く、人口が急激に減少するエリアと言えます。
次に奈良県御所市の高齢化率を調べるてみると41.90%と、約3人に1人以上の方が65才以上の高齢者が住む地域であることがわかりました。

そんな奈良県御所市の医療施設数を調べてみると、病院が2施設(医療法人鴻池会秋津鴻池病院:544病床、社会福祉法人恩賜財団済生会御所病院:167病床)あることがわかりました。
また、一般診療所数は 21施設あることがわかりました。

次に、医療機関の絶対数だけでなく人口対比で換算した時の御所市の医療機関数の状況についてご紹介します。
医療機関数を人口対比で調査したデータを見ると、奈良県御所市の病院数/診療所数ともに、全国平均値より高いことがわかりました。
具体的には、奈良県御所市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.49に比べ8.30と約1.8ポイント高くなっていました。
また一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数字をチェックすると、全国平均値69.75に対して87.15と、約18ポイント高い状態であることがわかりました。(参照元:2021年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算)

では次に、この地域で働く医療従事者数はどのような状況なのでしょうか。
医療従事者数もチェックしてみると、奈良県御所市に常勤している常勤医師在籍数は58名であることがわかりました。(2021年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)
この常勤在籍医師数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均医師数250.83人と比べて240.70 人と、全国平均値に比べ約10ポイント低いことがわかりました。
つまり、奈良県御所市の常勤医師数は全国平均に比べて少ないため、他の地域に比べて医師の募集ニーズは全国平均より高い可能性があるとわかります。
このため、転職の際に行う条件交渉は医師に優位に進めらる可能性が高いと言えます。

では次に、奈良県御所市の数十年後の医療ニーズの変化についてチェックしましょう。
ここでは医師募集傾向の今後の変化を把握するために、奈良県御所市の2020年医療需要の実績を100とした場合の需要変動をご紹介します。
データを確認すると、2025年予測では100、2030年は94、2035年は87、2040年では79、2045年予測では70と、2020年に比べて約30ポイント減少する予想がでています。
これらの数値から奈良県御所市の医療ニーズは現状より急激に減少するので、医師の募集ニーズは今より低くなる可能性があるといえます。

では次に、介護現場における医師募集ニーズの将来推移についてもチェックしてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しており、2020年実績を100とした場合のデータをご紹介します。
すると2025年予測では111、2030年は110、2035年は102、2040年では94、2045年予測では86と、2045年には2010年より約14ポイント減少することがわかりました。
つまり、奈良県御所市の介護現場での常勤医師募集ニーズは現状を下回る可能性が高いと言えます。
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