九州の中では北西エリアで佐世保から約10キロメートル北西に位置している長崎県の佐々町は、約32平方キロメートルの面積があり、現在の人口は約1万3千人です。2005年までは緩やかに人口も増加していましたが、この10年ほどは減少傾向に転じています。年齢別人口を見ると全国平均と比較すると比較的未成年の年齢層の人口の割合が高い地域です。
佐々町の中の病院は当番制にて休日に診療を行っていて、その当番表の情報が町役場から情報発信されているため町民はいつでも医療を受けられる環境が確保されています。また、第一子で3万円、第二子で5万円、第三子以降は7万円の誕生祝金を支給することで少子化対策に力を入れていてその効果も人口推移に現れています。「乳幼児医療費助成制度」を導入することにより0歳から6歳までの子どもに関する医療費の助成を行うことにより、経済的な側面からも子供の医療のサポートを行っています。
更には、定期予防接種を実施により病気の予防活動、各種健康診断の実施により病気の早期発見活動にも力を入れています。
高齢者についても、「はり・きゅう治療費助成事業」や「高齢者の外出タクシー助成事業」、「介護用品購入補助」などを行うことにより様々な福祉活動を展開しています。