児湯郡都農町は宮崎県の中部にあり、日向灘に面した町で、人口は約1万人です。内陸部では牛・豚などの畜産業が盛んであり、それに関連した企業や工場が数多く建っています。また海沿いには広大な平野が広がっており、果物などの栽培が盛んに行われており景色も美しいです。市内には路線バスの他、東九州自動車道の都農ICがあり、また鉄道機関としてもJR日豊本線が通るなど、比較的交通の便の良い所です。また沿岸部には日向灘沿岸北部広域農道と呼ばれる道があり、地元で農業を営む人たちの大動脈として機能しています。
児湯郡都農町は比較的小さな町ですが、教育機関としては平均的な数をそろえています。小学校は町内に4校あり、これは県内の市町村では15番目に多い数で、平均的と言えます。中学校が1校ある他、小規模の町であるにも関わらず県立高校が1校あるため、周囲の町村からも通学する生徒が数多く見られます。幼稚園は市の中心部に1か所ありますし、保育園については5軒あり、町内の各所に散在しています。したがって幼稚園を利用する園児よりも保育園を利用する方が圧倒的に多く、総計340人程度にも上ります。
このように比較的小さくのどかな町ですが、教育・育児の面では平均的な質を維持しています。