都城市は、宮崎県宮崎市に次ぐ人口を持つ南九州の拠点都市です。総人口が年々徐々に減少している一方で、世帯数が増加しています。高齢化率は28%で、高齢者に優しいまちづくりを行っています。高齢者福祉施設の紹介や各地区公民館でのシルバーサロンの開設、高齢者の趣味の教室など高齢者に対して様々なケアを行っています。
高齢化、若者の都城離れから、都城中心地はシャッター街が増加しており、大きな課題です。このためタウンマネージャーによる都城中心市街地活性化を図り、ふるさと納税による寄付金で子育て支援を行うなど努力しています。
また学校教育では、児童・生徒の数が減少しており、クラスの数が減ってきています。児童・生徒ひとりひとりに適した指導を行うよう、子どもの思考力・判断力・表現力を育成するために、「言語活動」において教員が児童・生徒に対してきめ細やかな指導をし、「自分で考える力」を養うなどの教育を行っています。優秀実践校を表彰することで学校間の適切な競争意識を促し、教育力の向上を図るエキスパート・スクール事業を実践しています。各小学校では放課後の子育て支援を実施しており、核家族や共働きの家庭の児童の放課後の安全にも配慮しています。いじめ・不登校に関して電話相談だけでなく面接相談や自立支援などの親子への丁寧な対応を受け付けています。