宮崎県「宮崎市」の医師求人特集(生活&医療情報)

宮崎市の生活関連情報

 宮崎市は宮崎県のほぼ中央にある人口約40万人の街です。県庁所在地としては最も市域が広く、東部は太平洋に面した温暖で暮らしやすい街です。南北に細長く延びる中心市街地の周辺には、弧状にニュータウンが発展し人口が増加をしています。さまざまな神話が残るエリアで市内にはゆかりの施設が多く、伝統行事が催されています。
市街地は商業施設や娯楽施設が建ち並び都市化されていますが、その他は自然豊かな海や山などの景勝地が多く、主な産業は観光業となっています。そのため共働き世帯が増加をし、家庭教育力の低下や夜型の生活など地域全体の教育力の低下が問題視されています。県外の有名私立高校を受験する生徒も増加しており、市では2007年に市内の学校の学力向上を目的に県立高校に附属中学校を併設するなどの対策を行っています。また全国に先駆けて市内の全小学校48校にALT(外国語指導助手)を配置し、英語教育の充実も行っています。
宮崎市ではさまざまな特技や知識を持っている地域の人に、ボランティアとして学校教育に参加をしてもらっています。また子ども達が自分の良さや可能性に気づき、自分らしい生き方を実現する力を育てることを目標に地区にキャリア教育支援センターを設け、さまざまな取り組みが行われています。

宮崎市の医師に関する情報

 宮崎市には、一般病院・診療所の数が419施設・総合病院が8施設あります。医師の数は909名で、人口10万人に対する数は共に全国平均を上回っており充実をしているといえます。しかし宮崎市では市の中心部に医療機関が集中し、医療従事者の高齢化や小児科・産科が不足をしており今後の課題になっています。市では保健所に健康相談窓口を設けており、医療機関の情報提供や助言などを行っています。また行政機関と大学病院・医師会が連携をとって臨床研修医を受け入れ育てることを積極的に行っており、人材の確保のための対策をいろいろと講じています。
市では平成24年に宮崎大学医学部附属病院に救命救急センターが開設され、ドクターヘリやドクターカーの運行も開始されました。これにより山間地域や遠隔地での救命率の向上や後遺症の軽減に効果を発揮しています。
市の医療機関で有名な病院は、宮崎大学医学部附属病院・宮崎市郡医師会病院・宮崎県立宮崎病院などがあります。特に宮崎大学医学部附属病院は宮崎県でただ一つの特定機能病院として、また地域の基幹病院として住民の健康や命を支える重要な役割を担っています。高度な最先端の医療を提供するとともに、地域医療に対しても積極的に活動を行っています。
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