宮崎県「三股町」の医師求人特集(生活&医療情報)

三股町の生活関連情報

北諸県郡三股町は宮崎県の中部の内陸に位置する町で、人口は約2万5000人で県内でも8番目に多い数字を誇ります。隣接している都城市や日南市方面へ通勤する人のためのベッドタウンとして、近年人口が増えつつあります。1889年に設立された三股村が1948年に現在の三股町となり、その後の平成の大合併の時期も乗り越えてきた歴史を持ちます。街の東側には鰐塚山地、西側には都城盆地があり、比較的西側の方が開拓が進んでいて、東側の地域では豊富な自然資源を生かした林業や農業が盛んに行われています。町内にはJR日豊本線が通っており、三股駅と餅原駅の2つの駅が置かれています。市内の移動には公共交通機関としてはもっぱら路線バスが利用されており、宮崎交通が運営する路線と、「くいまーる」という町が運営しているコミュニティバスが存在しています。
北諸県郡三股町はベッドタウンとしての性格を持つことから比較的子供が多い傾向があります。したがって町内にある6つの小学校には合計で1655人の児童が通っており、県内では比較的にぎやかな環境と言えます。中学校については1校で生徒数が916人と非常に大規模な学校が運営されています。同様に保育所に預けられている幼児も900人以上に上り、県内で8番目に多い数字を誇ります。

三股町の医師に関する情報

北諸県郡三股町の周辺の医療情勢としては、どちらかというと隣接する都城市や日南市に大きめの病院が集まっている傾向があるため、これらの市に隣接する地域の住民はそちらの医療機関を利用する傾向があります。一方で町内には総合病院が1か所、診療所が10か所あり、その中で働く医師の数は19人で、いずれも県内では平均的か、やや下回った数字となっています。ただ、この総合病院は救急外来を24時間開いているので、周辺の住民にとっては非常にありがたい環境であると言えます。
このように医療機関の数としては決して多くはない環境ですが、北諸県郡三股町には非常に多くの福祉施設があります。福祉施設は全部で75箇所にも上り、これは県内でも8番目に多い数です。これは三股町内でも地域によって年齢層に偏りがあるということが影響しています。比較的都城市に近い西側では小さな子供のいる家庭が多く、年齢層としては比較的若い人が多いです。これらの地域の住民は主に都城市の医療機関を利用する傾向があります。一方で東側の地域では昔から住んでいる高齢者が多く、これらの高齢者が利用するような福祉施設へのニーズが高いため、自治体としてはそのニーズに答えて福祉施設を充実させているのです。
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