宮崎県「日向市」の医師求人特集(生活&医療情報)

日向市の生活関連情報

日向市は、宮崎県の北東部にある人口約6万人の街です。太平洋に面した黒潮の恵みを受け、明治から昭和の初めに繁栄を極めた街並みが伝統的な建造物保存地域として今も残っています。「日本の渚100選」に選ばれたリアス式の海岸線は、夏には海水浴を楽しむ人々で賑わいを見せます。豊かな山々にも囲まれ、温暖な気候で晴れの日が多い住み易い環境のエリアです。
日向市には小学校が15校、中学校が7校あります。市では魅力のある学校づくりの一環として、あいさつ運動や清掃活動などに取り組んでいます。また教育委員会は、「ひゅうが学校教育プラン」という独自の教育プランを進めており、学習の連続による学力の向上や小学校・中学校という枠を越えた人間関係の構築で豊かな経験や心を育てていこうとするものです。現在は平岩小中学校・大王谷学園(初等部・中等部)・東豪学園の3校が小中一貫校の実施校となっています。市では徐々に市内にある全ての小・中学校を小中一貫校にする方針です。
市ではいじめなどの問題に対応する相談所を設け、問題の解決をサポートしています。学校に行けなくなった長期欠席児童に対して、「ひまわりラウンジ」という教室を設けており、児童生徒や保護者の教育相談を受けたり、学習や適応指導を行っています。

日向市の医師に関する情報

日向市における病院施設数は8施設、一般診療所施設数は37施設あり、医師の数は64名となっています。人口10万人に対する病院施設数は、全国平均の2倍もあり充実をしています。しかし一般診療所施設数や医師の数は全国の平均を下回っており、特に医師の確保や小児科については対策が急がれています。また市では少子高齢化に加えて、山間部などの過疎化による一人暮らし世帯の増加など、地域のつながりが希薄化していることが問題となっています。現在市では、夜間や休日の診療を控え日頃からかかりつけ医を持ち健康管理をすることをすすめています。また地域の医療機関と連携して救急搬送や受診がスムーズに行える体制を整えています。
日向市では「健康ひゅうが21計画」という健康づくり運動を行っています。それぞれのライフステージにあった健康法を提案し各自が実践していくもので、健康寿命をのばす目的で行われています。
市で有名な病院は、社会医療法人泉和会千代田病院・医療法人誠和会和田病院・医療法人望洋会鮫島病院などがあります。特に千代田病院は昭和35年に設立された歴史がある病院で、二次救急指定病院として積極的に活動を行っています。地域の中心的病院で地域医療にも貢献をしており、住民からは厚い信頼を受けています。
閉じる