鹿児島県「奄美市」の医師求人特集(生活&医療情報)

奄美市の生活関連情報

 奄美市は、鹿児島県奄美大島に位置する亜熱帯性気候の自然豊かな市であり、離島自治体では人口・経済共に鹿児島県で最大規模を有しています。独特な伝統文化とゆったりとした生活のリズム、豊かな人情が残る町です。
学校数等では、小学校が21校、中学校が12校、高校が3校所在します。平成26年度に小学校6年、中学校3年の全児童生徒を対象に実施された全国学力、学習状況の調査結果によると、小学校6年生は、基礎的な知識が定着されていますが、知識や技能を活用する力に課題が見られます。中学3年生は全国平均を下回りますが、昨年度から差は縮まっている傾向があります。優れている点として、将来への夢や希望を持っている小学生が全国平均より多く、地域行事への参加は、特に中学生が全国平均をはるかに上回っています。
今後の取り組みとして、市教育委員会は、教師の授業力向上を目標とし、学力向上に向けて「授業改善5つの方策」を実施し、教職員のための研修を充実させます。小中学校の取り組みとしては、きめ細やかな指導と基礎的な力の定着を図ります。全教職員に授業を通した研修を行い、授業の改善を図り、また家庭との連携を取りながら、学習の充実に努めます。その他、家庭においては、基本的な生活習慣の確立、家庭での学習時間を増やすこと、地域行事などにさらに積極的に参加させることが挙げられます。

奄美市の医師に関する情報

 奄美市における病院施設数は、7施設あり、一般診療所は37施設あります。人口10万人あたりの施設数で見ると、病院数は全国平均の2倍以上、一般診療所も全国平均施設数を上回っており、医療施設面でほぼ充実しています。しかしながら、診療科目別に見ると、産婦人科系診療所は1施設しかなく、全国平均を下回っています。
医療医師数の数では、94.5人であり、人口10万人あたりの人員数から見ると、奄美市は204.90であり全国平均の152.76を上回り、病院数と共に充実している傾向があります。しかし、現実は奄美大島を中心とする奄美群島の医師不足は深刻な問題となっており、救命センターが開設されたけれども、入院施設のある病院が限らており、入院となると沖縄や本土へ出向かざるをえない状況です。
奄美市の医療機関として有名な施設には、県立大島病院、奄美病院、奄美中央病院、名瀬徳洲会病院、さらに大島郡医師会病院などが挙げられます。県では、深刻な医療状況を踏まえ、地域医療フォーラムを開催しました。県立大島病院院長が「奄美地域の救急医療を考える」という演題で講演を行いました。その他の病院も、地域医療や介護の分野で大きな貢献を果たしています。
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