遠賀郡水巻町は福岡県北部に内陸部に位置しており、人口は約2万9000人程度の比較的小さな町です。街の東側は政令指定都市である北九州市と接しており、明治時代には石炭産業を主軸とした鉱工業で財をなしていました。現在も北九州市としては経済的に強いつながりをもっており、関門都市圏の一角をなしています。また幹線道路が町内を通っていることもあって一戸建ての集合住宅やマンションが林立しており、いわゆるベッドタウンとしての役割も持っています。
町内には前述のとおり国道3号線という幹線道路が通っている他、県道26号線や73号線など、周辺の主要都市へ繋がる道路が通っています。町内に高速道路のインターチェンジはありませんが、九州自動車道の八幡インターチェンジからは数キロメートルしか離れておらず、遠出するのにも便利です。また鉄道機関としてはJR鹿児島本線の水巻駅と筑豊本線の東水巻駅があり、いずれも駅の周辺にも飲食店やスーパーマーケットが数多く並んでいて賑やかです。
遠賀郡水巻町は面積が小さいということもあり町内に高校はありませんが、小学校が5校、中学校が2校ある他、保育所・幼稚園がそれぞれ4か所、3か所にあり、一定のレベルの育児・教育環境が保たれています。