福岡県「みやま市」の医師求人特集(生活&医療情報)

みやま市の生活関連情報

みやま市は福岡県の南部に位置する市で、2007年に旧山川町と旧高田町が合併して発足しました。人口は約3万8000人を数え、福岡県内の市町村では27番目に多い数となっています。市域の多くを筑後平野が占めていることから、基幹となる産業は農業です。旧高田町に相当するエリアでは稲作が盛んである他、北部ではなすなどの野菜のハウス農家が目立ちます。特に穀物の生産額においては福岡県内でも4番目に多い数字となっています。また、古くから交通の要衝であったことから江戸時代のころには宿場町が置かれたという歴史があります。この名残で現在も酒造業が盛んに営まれています。
みやま市内には鹿児島本線が通っていて、市内には3つの駅が置かれています。その中心である瀬高駅には特急列車以外のすべての列車が停車する程、利用客が多いです。このほか西鉄天神大牟田線の駅も2つあります。さらに堀川バスや市が運営する福祉バスといった路線バスが通っており、市民に親しまれています。
みやま市では人口の割に学校施設が多く、市内に小学校は15校あり、これは県内でも9番目に相当する数です。1校あたりの児童数が比較的少なく、子供一人一人に対してくまなく教育が行き届きやすい環境であり、育児にも適した地域です。

みやま市の医師に関する情報

みやま市は西にある柳川市や北にある久留米市と共通した医療圏を形成しています。特に久留米市には重篤な救急患者を24時間体制で受け入れ、高度な医療技術を提供できる、いわゆる救命救急センターとして3次救急を主体的に対応している大きな医療機関があるので、みやま市の市民にとって安心できる医療圏であると言えます。一方で市内にある医療機関としては病院施設が2施設、一般診療所が30施設あります。市内は農業が盛んで、高齢者だけの世帯が多いということもあり、市街地から離れると病院を受診することが困難な世帯も存在します。したがって一般診療所の先生は積極的に訪問診療を行い、時には訪問看護師が定期的に訪問するなどして、高齢者世帯が社会的に孤立しないような努力をしています。
このようにみやま市内の医療機関は高度な先進医療を提供することよりも、地域の人たちに密着した医療を行なうように心がけています。これらの医療を担っているのがいずれも経験豊富な54人の医師です。医師の数は県内28番目で、人口1万人当たりに換算しても約13人で県内33位と、決して数は多くないのですが、一人一人の医療スタッフが患者に寄り添うことができるよう、自治体としても訪問診療の際の車の移動を援助するなどの介入をしています。
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