福岡県「北九州市」の医師求人特集(生活&医療情報)

北九州市の生活関連情報

北九州市は福岡県北部にある政令指定都市であり、人口は約96万人で県内第2位、全国でも第13位を誇る大都市です。地理的に九州の玄関口に位置しており、主要な国道や高速道路の起点となるだけでなく、鉄道機関としても山陽本線や山陽新幹線、日豊本線などの主要な路線が通っており、交通の要衝となっています。また関門海峡と面していることから海上交通の要所としても機能しています。明治・大正時代の頃より製鉄業を中心とした製造業が非常に盛んであり、現在も工業として全国有数の規模を誇ります。一方で小倉城などの歴史的な史跡や観光地も多数あり、また小倉ロールケーキや八幡餃子といったグルメも充実していることから交通の便がよいのも相まって国内外から多数の観光客が訪れています。
北九州市では教育環境に関しても県内では福岡市に次ぐ規模を誇っており、小学校は135校、中学校は71校、高校は38校でいずれも県内で2番目の数を誇っています。またサービス業や製造業などに携わる家庭が多いことから保育施設は欠かせない存在であり、市内に154箇所もの保育所が存在している他、子育てをしている家庭に対する助成金などの様々な支援が行われています。

北九州市の医師に関する情報

北九州市では機能別応需病院と呼ばれる救急医療体制をとっているため、患者の症状や臓器別に応じた医療機関への搬送システムが確立しているため、いわゆる患者のたらい回しが防げるのみならず、普段受診歴のない患者でも24時間365日対応できるという利点があります。市内にはいわゆる救急救命センターを持つ3次救急病院が2施設あり、また周産期医療に関しても新生児の集中治療が行えるNICUを持つ病院が多数あるなど、市民にとって安心できる医療体制が整っていると言えます。これらの医療機関を含めた病院数は76、一般診療所は978軒にも及び、いずれも県内で2番目の数を誇ります。また医師は市全体で3205人にも及び、全国的に見ても12番目に多い数です。
このように北九州市ではこの地域の中核都市であるということからも医療体制が非常に恵まれており、高い機能を持つ医療機関に豊富な医療スタッフを兼ね揃えており、しかも診療所の数も多く地域全体で市民の健康を守ることができるシステムが整っています。このシステムを維持するために自治体としては一定の予算を割りあてている他、優秀な医師の人材の確保のために学生向けの教育システムの確立を図っています。
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