太宰府市は福岡県の中部に位置しており、人口は約7万2000人の中規模都市です。町の中心部にある、学問の神様と呼ばれている菅原道真が祭られている大宰府天満宮が大変有名であり、大宰府にまつわる名勝・史跡が数多く残されています。一方で市の西部と南部は住宅地が広がっており、福岡市方面へのベッドタウンとしての機能も果たしています。
太宰府市内には西日本鉄道の天神大牟田線と大宰府線が通っているほか、JR鹿児島本線の駅もあります。特に西日本鉄道の大宰府駅は市の中心街に位置しており通勤・通学に利用する客が非常に多く、駅周辺には飲食店やショッピングスポットが数多くあります。また市内には西鉄バスが運行する路線バスや、コミュニティバス「まほろば号」も走っており、市内の移動にはよく利用されています。この他、有料道路では九州自動車道の大宰府インターチェンジが置かれており、九州の各都市や本州方面へのアクセスが容易です。
太宰府市は学問の神様が祭られているということもあり教育に非常に力を入れており、特に私立大学が8つもあるという大きな特徴があります。また高校も県立高校だけでなく私立高校も積極的に参入しています。育児面に関しても保育所が市内に8ヶ所あるなど、平均を上回るレベルの環境が整っています。