福岡県「太宰府市」の医師求人特集(生活&医療情報)

太宰府市の生活関連情報

太宰府市は福岡県の中部に位置しており、人口は約7万2000人の中規模都市です。町の中心部にある、学問の神様と呼ばれている菅原道真が祭られている大宰府天満宮が大変有名であり、大宰府にまつわる名勝・史跡が数多く残されています。一方で市の西部と南部は住宅地が広がっており、福岡市方面へのベッドタウンとしての機能も果たしています。
太宰府市内には西日本鉄道の天神大牟田線と大宰府線が通っているほか、JR鹿児島本線の駅もあります。特に西日本鉄道の大宰府駅は市の中心街に位置しており通勤・通学に利用する客が非常に多く、駅周辺には飲食店やショッピングスポットが数多くあります。また市内には西鉄バスが運行する路線バスや、コミュニティバス「まほろば号」も走っており、市内の移動にはよく利用されています。この他、有料道路では九州自動車道の大宰府インターチェンジが置かれており、九州の各都市や本州方面へのアクセスが容易です。
太宰府市は学問の神様が祭られているということもあり教育に非常に力を入れており、特に私立大学が8つもあるという大きな特徴があります。また高校も県立高校だけでなく私立高校も積極的に参入しています。育児面に関しても保育所が市内に8ヶ所あるなど、平均を上回るレベルの環境が整っています。

太宰府市の医師に関する情報

太宰府市の近くには福岡市や飯塚市があり、これらの都市と共通した医療圏に含まれています。市内には大きな病院は少ないですが福岡市には大学病院などの高度医療を提供する医療機関がある他、飯塚市には全国的にも教育に力を入れている病院として有名な総合病院があり、非常に医療態勢のしっかりした医療圏に含まれていると言えます。市内にある病院施設は3つあり、ある程度急性期の患者を受け入れている病院もあれば、主にリハビリテーションなどの慢性期及び回復期の病床をメインで持っている病院もあり、役割に応じて患者さんは病院施設を利用することができます。またこれらの病院のバックアップとなるべく老人ホームなどの福祉施設が市内には119箇所あります。これは市の全体的な規模を加味すると健闘している方であると言えます。
また、市内には全部で医師が65人います。人口1万人当たりに換算すると約9.2人となり、県の平均を下回っていますが、市内の病院の性質として慢性期病院が多いことから、医師の数は少なくとも十分に機能を果たしていると言えます。ただし、今後は市内でもある程度の救急医療体制を整えることが求められており、そのために自治体としては若い医師の確保に予算を割いています。
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