山口県「宇部市」の医師求人特集(生活&医療情報)

宇部市の生活関連情報

宇部市は山口県の中で南西部に位置する周防灘に面した市で、山口県の中では人口の多いエリアです。かつて炭鉱があったことから明治以降に大きく発展をみせ、宇部炭鉱としてその名を馳せていました。その後も瀬戸内工業地帯の一部として発展を続け、宇部市にある宇部港からのセメント輸出量は国内屈指のものとなっています。この宇部空港では毎年、県内最大級の花火大会が催され人気を博しています。
山口県の空の玄関口である空港があり、宇部空港と呼ばれ県民から親しまれています。大手の航空会社が乗り入れる空港で、東京との間を往復する飛行機を利用する人が多くみられます。鉄道に関してはJR西日本の山陽本線、宇部線、小野田線が市内を走っています。中でも宇部線の宇部新川駅が市の中心となっていますが、かつては栄えた駅前も現在は郊外型のショッピングモールに人気を奪われ閑散としています。
彫刻が盛んであることも同市の特徴です。国内屈指の彫刻展覧会が開催される街としても知られ、2年に1度開催されるUBEビエンナーレと呼ばれる展覧会は若手彫刻家の登竜門とも言われています。他にも彫刻に関するイベントが数多く行われており、彫刻の展示にも力を入れています。

宇部市の医師に関する情報

宇部市の病院や診療所、医師の数は人口の割合に対して多く、山口県の中では最も医療が充実した地域です。その充実度は全国でもトップクラスに入り、宇部市の自慢となっています。市内には大規模な病院が多数あり、特に国立病院機構山口宇部医療センターや宇部興産中央病院、山口大学医学部付属病院が大きな病院として知られています。国立病院機構山口宇部センターは、特に胸部慢性呼吸器疾患を専門として扱っており、地域の呼吸器科の基幹施設となっています。宇部興産中央病院は20近くの専門診療科を有する施設で、広い範囲の病に対応できる病院として知られています。山口大学医学部付属病院は30近い診療科、20以上の診療部を揃え、あらゆる病気に総合的に対応出来るよう組織された施設で、ドクターヘリも有するハイレベルの医療機関です。
医療助成の制度として、最近までは3歳以上の子供は窓口で一部負担金が生じていましたが、現在は就学前の子供の医療費は全額助成となりました。また所得制限はありますが、中学3年生までの医療費の自己負担金額を軽減し児童の健康の向上に努めているようです。他にも未熟児医療制度や不妊治療制度などがあり、市が負担をしてくれる医療制度が充実しています。
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