和歌山県「すさみ町」の医師求人特集(生活&医療情報)

すさみ町の生活関連情報

すさみ町は、面積174.4 km²の地域で、和歌山県の海沿いに位置します。

すさみ町役場から和歌山市役所までのアクセスは、車の場合「松原那智勝浦線」経由で1時間31分 (107km) でいくことができます。
電車の場合、「周参見駅(くろしお 特急 くろしお26号 新大阪行)〜和歌山駅〜JR和歌山駅( 和歌山市内線【25】 <和歌山城前経由>和歌浦口)〜市役所前」経由で2時間17分で行くことができます。

すさみ町を代表する人気スポットは、和歌山県西牟婁郡すさみ町にあるすさみ海水浴場です。
すさみ海水浴場は、約250m続く砂浜で平成17年にリニューアルしました。

次に紹介するのは、エビとカニの水族館です。
道の駅に併設されており、約150種のエビや蟹といった甲殻類をメインに展示しています。
元々は地元中学校の体育館だったところを再利用されています。

すさみ町の医師に関する情報

和歌山県すさみ町には人口3,685人(2020年国勢調査)が住んでいます。
和歌山県すさみ町の2015~2020年における人口増減率は-10.71%と減少傾向となっています。
すさみ町を含む田辺医療圏に位置する地域と人口増減率を比べると、みなべ町は-7.25%、田辺町は-6.55%、白浜町は-5.90%、上富田町は1.65%となっており、すさみ町の人口減少率は周辺地域と比較しても飛び抜けて高い数値になっています。
ちなみに、全国の人口増減率である-0.75%と比べると、すさみ町の人口減少率は10倍以上という状況でした。
次に、和歌山県すさみ町の高齢化率を調べてみると、48.70%で、すさみ町に住む約二人に一人は65才以上の高齢者であることがわかります。
ちなみに全国の高齢化率は28.00%なので、すさみ町の高齢化率は非常に高い数値であることがわかります。

では次に、和歌山県すさみ町の医療施設数をチェックしてみましょう。
調べてみると、病院が1施設(国保すさみ病院:72病床)、一般診療所数は6施設あることがわかりました。
絶対数だけ見ると医療機関数が少なく感じますが、人口対比で換算すると印象が変わります。
病院・一般診療所は多い地域であることがわかりました。
具体的には、和歌山県すさみ町の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.46に比べ27.14と約4倍以上の数値でした。

次に一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数字をチェックすると、全国平均値69.98に対して162.82と約2倍上であることがわかりました。(参照元:2022年11月現在の地域内医療機関情報の集計値(人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算))
では、この地域で働く医療従事者数はどのような状況なのでしょうか。
医療従事者数をチェックしてみると、和歌山県すさみ町に常勤している常勤医師在籍数は11名でした。
この常勤在籍医師数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均医師数253.67人と比べて298.51人と、全国平均値に比べ約45ポイント高い状況でした。
この結果から、和歌山県すさみ町の常勤医師数は全国平均に比べて医師不足ではない地域と言えます。
これらの医療資源に関するデータをまとめると、すさみ町の医療資源は、病院・一般診療所というハード面でも、常勤医指数というソフト面においても、充実したエリアであることわかります。
結果的に、他の地域に比べて医師の募集ニーズは低めの地域と言えるでしょう。
そのため、転職の際に行う条件交渉は医師よりも医療機関の希望の方が優位に進めらる可能性が高いと言えます。

しかし、今後数十年後も医師のニーズ状況が現状のままとは限りません。
そこで、和歌山県すさみ町の数十年後の医療ニーズの変化についてチェックし、医師の募集ニーズを推測してみましょう。
ここでは医師募集傾向の今後の変化を把握するために、和歌山県すさみ町の2020年医療需要の実績を100とした場合の需要変動をご紹介します。
データを確認すると、2025年予測では92、2030年は83、2035年は74、2040年では65、2045年予測では56と、2020年に比べて約44ポイントも減少する予想になっていました。
これらの数値から和歌山県すさみ町の医療ニーズは現状に比べて急激に減少する可能性が高いでしょう。
結果的に、医師の募集ニーズも現状維持は難しく、さらに医師過剰もしくは、今より少ない常勤医指数で対応できる可能性が高いと言えます。

では次に、介護現場における医師募集ニーズの将来推移についてもチェックしてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しており、2020年実績を100とした場合のデータをご紹介します。
すると2025年予測では98、2030年は91、2035年は82、2040年では74、2045年予測では66と、2020年に比べて34ポイント減少する予想となっていました。
これらの数値から、和歌山県すさみ町の介護ニーズも、現状より減少する予想が出ていることから、介護領域の医師の募集ニーズも減ることが予想できるため、転職先としてはあまりお勧めできません。
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