徳島県の美波町は、四国の中でも南東にあり、徳島市中心地から約40キロメートルほど南側に位置している町です。その面積は約141平方キロメートルあり、その中には約3,400世帯あり、約7,400人の人々が生活しています。人口はこの40年以上減少の傾向にあり、1970年の人口と比較すると約60%まで減少しています。20歳代から40歳代の年齢層の人口が極端に少なく、60歳以上の高齢者の人口が多く、典型的な少子高齢化が進んでいる地域です。
美波町では、「子ども子育て支援事業計画」を策定して、「子育て家庭の支援」・「子どもと親の健康の確保と増進」・「子どもの健やかな成長を目指した教育環境の整備」・「支援が必要な子供と家庭への取組の推進」・「子育てを支援する生活環境の整備」などに積極的に取り組みを見せています。そのほかにも、「子どもはぐくみ医療費助成制度」を導入することにより、0歳児から中学校3年生までの子どもに関する医療費の助成を行うことにより、経済的な側面からこども医療のサポートを行っています。
美波町の中には、町立日佐和小学校など4校の公立小学校と、町立由岐中学校など3校の公立中学校があり、充実した教育環境が整えられています。