静岡県富士市には人口245,392人(2020年国勢調査)が住んでいます。
静岡県富士市の2015~2020年における人口増減率は-1.21%と減少傾向となっています。
富士市以外の富士医療圏人口増減率をチェックしてみると、富士宮市は-2.04%となっています。
そして、富士医療圏全体の人口減少率-1.50%と比較すると、富士市は富士医療圏中では低い減少率になっています。
ちなみに全国の人口増減率は-0.75%であるため、富士市の人口増減率は全国平均と比べて高い数値となっています。
次に、静岡県富士市の高齢化率を調べてみると、28.40%と富士市に住む約4人に1人以上の方が65才以上の高齢者となっていました。
この数値は、全国の高齢化率28.60%と比べてみるとほぼ同じ数値であることがわかります。
では次に、静岡県富士市の医療施設数をチェックしてみましょう。
調べてみると、病院が12施設(富士市立中央病院:520病床、共立蒲原総合病院組合 共立蒲原総合病院:267病床、医療法人財団 湖聖会 湖山リハビリテーション病院:208病床、医療法人社団 喜生会 新富士病院:206病床、医療法人社団 紫苑会 富士いきいき病院:197病床、医療法人 十全会 聖明病院:182病床、医療法人財団 新六会 大富士病院:160病床、公益財団法人 復康会 鷹岡病院:151病床、一般財団法人 恵愛会 聖隷富士病院:151病床、医療法人社団 英志会 富士整形外科病院:106病床、医療法人社団 一芦会 芦川病院:99病床、医療法人社団 秀峰会 川村病院:76病床)、一般診療所数は145施設あることがわかりました。
では人口対比で換算した場合、医療機関数は全国平均値と比べてどのような状況なのでしょうか。
調べてみると、病院と診療所ともに、全国平均値よりも少ない数値であることがわかりました。
具体的には、静岡県富士市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.36に比べ4.89 と約2ポイント少ない数値でした。
また、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数字は、全国平均値70.04に対して59.09と約11ポイント少ない数値であることがわかりました。(参照元:2025年6月調査時の地域内医療機関情報の集計値(人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算))
では、この地域で働く医療従事者数はどのような状況なのでしょうか。
医療従事者数をチェックしてみると、静岡県富士市に常勤している常勤医師在籍数は776.78名でした。
この常勤在籍医師数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均医師数289.78人と比べて316.55人と約27ポイント高い数値となっていました。
この結果から、静岡県富士市の常勤医師数は全国平均に比べて医師が充足傾向にある地域と言えます。
つまり、医師の募集ニーズは低い地域と言えるでしょう。そのため、転職の際に行う条件交渉は、医師よりも医療機関の方が優位に進めらる可能性が高いと言えます。
しかし、今後数十年後も医師のニーズ状況が現状のままとは限りません。
そこで、静岡県富士市の数十年後の医療ニーズの変化についてチェックし、医師の募集ニーズを推測してみましょう。
ここでは医師募集傾向の今後の変化を把握するために、静岡県富士市の2020年医療需要の実績を100とした場合の需要変動をご紹介します。
データを確認すると、2025年予測では102、2030年は103、2035年は101、2040年では101、2045年予測で99、2050年予測で98と、2020年に比べて約2%減少する予想になっていました。
これらの数値から静岡県富士市の医療ニーズは現状に比べて微増もしくは現状維持する可能性が高いでしょう。
結果的に、医師の募集ニーズも減少する可能性が高いでしょう。
では次に、介護現場における医師募集ニーズの将来推移についてもチェックしてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しており、2020年実績を100とした場合のデータをご紹介します。
すると2025年予測では114、2030年は119、2035年は119、2040年では120、2045年予測では123、2045年予測では129と、2020年に比べ29ポイント増加する予想となっていました。
これらの数値から、静岡県富士市の介護ニーズは、現状より約29%増加し、介護領域の医師の募集ニーズも今より増加するでしょう。