島根県「安来市」の医師求人特集(生活&医療情報)

安来市の生活関連情報

島根県安来市はどじょうすくいで有名な市です。どじょうすくいを世に知らしめた渡部お糸(初代)さんは、安来市の名誉市民になっています。どじょうすくいが有名な安来市ですが、やはり名物はドジョウ料理です。その他にも、難攻不落であった尼子氏の居城跡である月山富田城や全国最大の方墳・造山古墳群でもある出雲王陵の丘といった史跡・名勝が多くあります。


安来市の医師に関する情報

島根県安来市は人口39,528人(2015年国勢調査)が住む市で、島根県の東部に位置した市になります。医療施設数は、病院が3施設(社会医療法人昌林会安来第一病院:351病床、安来市立病院:148病床、医療法人社団 日立記念病院:80病床、以上病床数が多い順)、そして一般診療所が23施設あります。これらの医療機関数を安来市の人口対比で医療機関数を見た場合、診療所は全国平均よりも少なく、病院は全国平均よりも多いことがわかりました。もう少し具体的にデータを使ってご紹介しましょう。安来市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.56に対して7.59と約1ポイント高く、一般診療所数は人口10万人あたりで換算すると、全国平均値68.04に対して58.19と全国平均よりも約10ポイント低いことがわかりました。一方で、島根県安来市に在籍する医師数の状況について調べて見ると、島根県安来市に在籍する医師数は65名で(2017年10月現在の地域内医療機関情報の集計値)、在籍医師数を人口10万人あたりの全国平均医師数249.35人と比較すると、安来市は164.44人と約72ポイント低いことがわかりました。この結果からもわかるように、島根県安来市の現在の医師数は全国平均と比べて不足状態だと言えます。この島根県安来市の医師募集状況は今後も維持されるのでしょうか。今後の医療施設/介護施設別に今後の医師募集傾向についてチェックしてみましょう。調べてみると、安来市における「医療機関の医師募集傾向」は、2015年以降、急激に減少することがわかっています。一方、「介護施設の医師募集状況」はというと、2040年までは微増するものの2045年には現状の医師募集ニーズを下回ることがわかっています。これらのデータから、島根県安来市は、医療・介護現場ともに医師募集ニーズが減少していくでしょう。つまり、島根県安来市で転職したいなら今が最後のチャンスとも言えます。(科目によってはすでに応募が難しいケースも考えられます)この医師募集傾向は安来市の将来推計人口から計算した「医療介護需要予測指数」を参考にしています。2045年までの「医療介護需要予測指数」についてご紹介しましょう。安来市の医療需要予測指数推移をチェックすると、2015年実績を100とした場合、2020年予測では99、2025年は99、2030年予測では95、2035年では89、2040年予測では84、2045年予測では77になるという予想がされています。つまり、医療機関における医師募集ニーズは現状の約2割減してもおかしくない状況になるということです。一方、安来市の介護需要予測指数は、2015年実績を100とした場合、2020年予測では103、2025年は113、2030年予測では114、2035年では109、2040年予測では102、2045年予測では94になるという予測が出ています。このデータからわかるように、安来市の高齢者/超高齢者人口は今後10年は微増し、その後は減少の一途をたどります。お隣の松江市は、今後25年は医師募集ニーズが高い状況を維持すると考えられていることを考えると、地理的に近いエリアでも医師募集ニーズにこれだけの差が生じることに注意が必要です。また、同じ市内でも働く施設が違うと、医師の募集ニーズに違いが出てくる点も押さえておくべきです。このように、現状は医師募集がある地域でも、今後その傾向が続くとは限りません。島根県安来市のように、今後急激に医師募集ニーズが減少する地域は少なくないためです。事前に、働きたい施設の医師募集ニーズをチェックする時間が取れない場合は、医師専門の転職エージェントにご相談されるのが最も手っ取り早い方法です。
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