島根県「雲南市」の医師求人特集(生活&医療情報)

雲南市の生活関連情報

島根県雲南市のランドマークとしてまず紹介したいのは「夫婦岩 須我神社の奥宮」です。3つの岩が寄り添うように聳えたち、スサノオノミコト、クシナダヒメが造ったとされています。また、願い橋(潜水橋)は斐伊川に架かる全長約160mの橋で、その風景はロケ地としても利用されています。ある映画の中では、「目を閉じたまま渡りきると願いが叶う橋」として出てきます。その他、三刀屋城址や加茂岩倉遺跡など歴史や遺跡の多い地域です。

雲南市の医師に関する情報

島根県雲南市は人口39,032人(2015年国勢調査)が住む市で、島根県の東部に位置した市になります。医療施設数は、病院が3施設(雲南市立病院:281病床、平成記念病院:115病床、医療法人コスモ会奥出雲コスモ病院:100病床、以上病床数が多い順)、そして一般診療所が25施設あります。これらの医療機関数を雲南市の人口対比で医療機関数を見た場合、診療所は全国平均よりも少なく、病院は全国平均よりも多いことがわかりました。具体的には、雲南市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.56に対して7.69と約1.1ポイント高くなっています。一方、一般診療所数は人口10万人あたりで換算すると、全国平均値68.04に対して64.05と全国平均よりも約4ポイント低くなっていました。では、島根県雲南市に在籍する医師数の状況はどのようになっているのでしょうか。島根県雲南市に在籍する医師数は54名で(2017年10月現在の地域内医療機関情報の集計値)、在籍医師数を人口10万人あたりの全国平均医師数249.35人と比較すると、雲南市は138.35人と約99ポイント低く、島根県雲南市の現在の医師数は極めて不足していると言えます。つまり医師募集ニーズは非常に高いと言えます。しかし、その状況は長くは続きません。今後の医療施設/介護施設別に今後の医師募集傾向について調べてみると、雲南市における「医療機関の医師募集傾向」は、2015年以降、急激に減少することがわかっています。一方、「介護施設の医師募集状況」は、2030年までは微増するものの2040年には現状の医師募集ニーズを下回ることがわかっています。この医師募集傾向は雲南市の将来推計人口から計算した「医療介護需要予測指数」を参考にしています。2020〜2045年までの「医療介護需要予測指数」についてご紹介しましょう。雲南市の医療需要予測指数推移をチェックすると、2015年実績を100とした場合、2020年予測では97、2025年は95、2030年予測では91、2035年では85、2040年予測では79、2045年予測では72になるという予想がされています。これらのデータから、医療機関における医師募集ニーズは現状の約3割減する可能性があるということを示しています。次に雲南市の介護需要予測指数を見てみましょう。2015年実績を100とした場合、2020年予測では97、2025年は102、2030年予測では105、2035年では102、2040年予測では94、2045年予測では84になるという予測が出ています。つまり介護現場でも医師の募集ニーズが穏やかに減少する可能性を示しています。このような医師募集傾向の変動は、お隣の安来市でも見られます。しかし松江市では今後25年は医師募集ニーズが高い状況を維持すると考えられています。このように、今後は地理的に近いエリアでも医師募集ニーズに差が生じてくるため転職時に注意が必要です。事前に、働きたい施設の医師募集ニーズをチェックする時間が取れない場合は、医師専門の転職エージェントに確認すると無料で調べてもらえ、便利です。
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