滋賀県「彦根市」の医師求人特集（生活＆医療情報）

滋賀県彦根市には人口113,679人（2015年国勢調査）が住んでいます。
滋賀県彦根市の2010～2015年における人口増減率は1.36％と微増傾向にあります。
また滋賀県彦根市の高齢化率は23.40％と、65才以上の高齢者が約5人に1人という割合で住んでいる地域になります。

そんな滋賀県彦根市の医療施設数を調べてみると、病院が3施設(彦根市立病院:438病床、彦根中央病院:346病床、医療法人友仁会　友仁山崎病院:157病床)あることがわかりました。
また、一般診療所数は78施設あることがわかりました。
さらに、この滋賀県彦根市の医療機関数を人口対比でチェックしてみましょう。
調べてみると、滋賀県彦根市の病院数は、全国平均値よりも大幅に少ないことがわかりました。

一方、滋賀県彦根市の診療所数は全国平均値と同等レベルであることがわかりました。
具体的な詳細データをチェックしてみましょう。
滋賀県彦根市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.47に比べ2.64と約4ポイント低く、半分以下の数値でした。

次に、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数値をチェックしてみると、全国平均値68.94に対して68.61とほぼ同水準であることがわかりました。（参照元：2020年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）
これらのデータから、滋賀県彦根市の医療機関の充実度は、全国平均値に比べてやや低い地域だと考えられます。

では、滋賀県彦根市に常勤している医師在籍数はどのような状況なのでしょうか。
調べてみると、常勤医師在籍数は188名でした。（2020年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）
この常勤在籍医師数を、「人口10万人あたり」で換算してみると、全国平均医師数244.11人と比べて165.38人と全国平均値の約80ポイント低いことがわかりました。
このことから、滋賀県彦根市の常勤医師数は、不足状況にあると言えます。
言い換えると、医師募集ニーズは全国平均値に比べて高めの傾向にあり、条件交渉等がやりやすい可能性が高いと言えます。

では、滋賀県彦根市の常勤医師募集傾向は、数十年後も現状のように不足状態が続くのでしょうか。
そこで、医師募集傾向の今後の変化を明らかにするために、滋賀県彦根市の2015年医療需要の実績を100とした場合の需要変動を調べてみました。
すると、2020年予測では105、2025年は110、2030年予測は112、2035年では113、2040年予測では115、2045年予測では116と、現状に比べて約1.16倍に増加する可能性があることがわかりました。
つまり、滋賀県彦根市の医療現場での常勤医師募集ニーズは、現状よりも増加傾向にあり、医師が不足する状況は変わらない可能性が高いといえます。

では次に、介護現場での医師募集ニーズの今後の推移についても調べてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しました。
2015年実績を100とした場合、2020年予測では112、2025年は127、2030年予測は136と急増したのち、2035年では139、2040年予測では143、2045年予測では149と、2045年まで2015年水準の約1.5倍近くまで増加する予想が出ていました。

これらのデータから、滋賀県彦根市の介護現場での常勤医師募集ニーズは現状よりますます高くなると言えるでしょう。