岡山県「美作市」の医師求人特集(生活&医療情報)

美作市の生活関連情報

 美作市は岡山県北東に位置しており、面積は429平方キロメートルと岡山県の面積の約6.0%を占めています。美作市の23%は山林が占めており、自然豊かな場所にあります。美作市の教育環境を確認するために学校数を確認すると、小学校は9校、中学校は5校、高等学校は1校、専門学校が1校あり、児童数は年々減少傾向にあります。また保育所も同じく減少傾向にあります。平成23年に8施設あった保育所は、翌年の平成24年から7施設に減っています。放課後児童クラブは9施設設置されており、その中でも最も大きな児童クラブは美作北児童クラブ(ダンボ)で延べ利用者数が2万人を超え、1日あたりの平均利用者数は75人を超えます。一方最も小さな児童クラブは勝田東放課後児童クラブで、延べ利用者数は894人、1日あたりの平均利用者数で換算すると5.1人という児童クラブもあります。

美作市の医師に関する情報

 美作市の医療施設数を見てみると病院が3施設(美作中央病院:110病床、田尻病院:105病床、美作市立大原病院:80病床)、一般診療所が20施設あります。人口10万人あたりの医療機関数で換算すると、病院は全国平均値より4ポイント高い10.72、診療所は全国平均値より4ポイント高い71.49でした。この数値から、美作市の医療体制は整っているように見えますが、美作市に在籍する医師数は38名(人口10万人あたりの平均医師数245.93人に比べて110ポイントも低い135.83人)であることから、医師不足が深刻な地域であることがわかります。このデータからもわかるように、美作市の医師需要は高く、現在の医師募集求人数は多いといえるでしょう。では、今後の美作市の医療・介護の需要予測はどのように変動するのでしょうか。美作市の人口推移をチェックすると、15?64歳までの生産人口は2015年から徐々に減少すると予測されています。また、65歳以上の高齢者人口も生産人口と同じく2015年をピークに減少すると予測されています。具体的には、2010年の医療需要を100と起算した場合、2025年には91、2030年には85と減少し、2040年には73まで減少することがわかっています。一方介護需要は、2020年に95と減少しますが5年後の2025年には97と2020年に比べて増加し、2030年に94と横ばいに推移しますが、2035年には89、2040年には81と急激に減少していくと予想されています。この推測データから美作市の将来の医療・介護需要はともに減少するため、医師募集傾向も停滞していくことが推測できます。そのため美作市への転職を希望される場合は、美作市の医療計画に沿ってご自身のキャリア形成ができるかが鍵となります。では、現在の医師募集状況を確認してみましょう。美作市にある三水会 田尻病院は、総合診療科・内科・循環器内科・外科・整形外科で医師募集がされており、給与は医師免許取得後5年目標準で1300万円?、10年目では1600万円?という提示になっています。また、宿舎の提供を多なっており、賃貸住宅家賃のうち月8万円を上限に手当が支給されています。引越し費用などの赴任手当も設置しているので、これから美作市へ転職したい医師におすすめです。常勤医師だけでなく非常勤医師の募集もされているので、まずは非常勤で働かれてみるのもオススメです。
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