大分県「日田市」の医師求人特集(生活&医療情報)

日田市の生活関連情報

 日田市は、大分県の北西部にある人口約6万7000人の街です。周囲を山々に囲まれ多くの河川が流れ込む豊かな自然環境にあります。春から秋にかけて発生する霧は、のどかな山間の風景をより一層情緒豊かなものにしています。九州北部の各地を結ぶ交通の要衝として栄えた歴史があり、江戸時代には幕府の直轄地として町民文化が栄え、現在も当時の歴史的街並みや伝統文化が残っています。
日田市には18校の小学校と12校の中学校があります。日田市立咸宜小学校は、身分や出身・年齢にとらわれずすべての塾生が平等に学ぶことができた江戸時代の私塾がルーツとなっています。市では核家族化や共働き世帯の増加による家庭教育力の低下や地域のつながりの希薄化などが指摘されています。市の教育委員会は先人の残した教育理念を中核とし、それぞれの学校で特色のある教育活動を展開しています。学習の連続性やゆとりある学習でバランスのとれた「生きる力」の育成を目標とし、小中一貫校の実施を目指しています。現在大名小学校と大名中学校が市内初の小中一貫校のモデル校として研究が行われています。また市では、子どもから高齢者まで年齢を問わずに多彩な勉強ができる場を設け、発表会などを定期的に行っています。

日田市の医師に関する情報

 日田市における病院施設数は18施設・一般診療所施設数は47施設・医師の数は126人となっています。人口10万人に対する一般診療所数は全国の平均を下回っているものの、病院施設数は全国の約4倍・医師の数も全国平均を上回っており、医療環境は恵まれたエリアといえます。
市では「日本一周健康づくりウォーキング」という健康づくり運動を行っています。1万歩歩くごとに日本一周地図のマスを塗りつぶしていき、記念品がもらえるというもので、たくさんの市民が参加をしています。また「健康ひた21計画」では、子どもから高齢者までそれぞれのライフステージに合った健康法を提案し、各自が自分の生活に合わせて取り組んでいくという健康づくりの取り組みで、こちらも多くの市民が参加をしています。
日田市で有名な病院は、社会福祉法人恩賜財団大分県済生会日田病院・医療法人咸宜会日田中央病院・医療法人聖陵会聖陵岩里病院などがあります。特に済生会日田病院は、最先端の医療を提供する中心的病院として活躍をしています。災害拠点病院・へき地医療拠点病院・地域がん診療拠点病院としての役割も担っており、地域の医療施設と連携をとりながら住民の健康や命を見守っています。
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