大分県「別府市」の医師求人特集(生活&医療情報)

別府市の生活関連情報

 別府市は九州の北東部、瀬戸内海に面した大分県の東海岸沿いにある人口約12万人の都市です。源泉数・湧出量ともに日本一を誇る温泉県として全国的に有名で、緑豊かな山々から立ち上る湯煙は市を象徴する風景として親しまれています。市は国際色豊かな一面も持っており、一般市民の30人に1人が留学生という国際交流都市としても活躍をしています。
別府市は、国際的な観光都市として発展をしており、市のおもな産業は宿泊施設などの観光業や小売業などが全体の80%を占めています。そのため共働き世帯の数も多く、家庭教育力の低下や生活の夜型などが指摘され、青少年の健全育成が問題となっています。
市には小学校が18校・中学校が9校あります。別府市立東山幼・小・中学校では12年間の連携教育を行っており、国立公園内の風光明媚な自然環境の中で世代の違うそれぞれの幼児・児童・生徒などが関わり合いながら学習をし、成長していくという教育環境にあります。
また市の教育委員会は、児童・生徒の学力の向上を目標に習熟度別指導推進教員を派遣し、児童・生徒の学力の定着を行っています。さらに平成28年度までにすべての小・中学校に学校運営協議会を設置し、学校と地域・家庭が連携・協働して教育活動を行っていく予定です。

別府市の医師に関する情報

 別府市における病院施設数は26施設、一般診療所の施設数も182施設あり、医師の数は487人です。人口10万人に対する病院数や人員数は全国平均を大きく上回っており、別府市の医療面は充実をしているエリアであるといえます。ただ市内では65歳以上の人口は6万人近くに上り、市の全人口の約半数近くを占めるなど高齢化が進んでいます。市では対策として「ゴールドプラン21」をつくり、高齢者ができるかぎり寝たきりにならずに自立した生活を送るためのサポート体制をとっています。また市ではさまざまな高齢者福祉サービスを実施しており、中でも湯の町・別府らしいのが、市内に住む70歳以上の高齢者に年間180回利用できる温泉入浴券の交付を行っています。
別府市で有名な病院は、独立行政法人国立病院機構別府医療センター・九州大学病院別府病院・独立行政法人国立病院機構西別府病院などがあります。特に別府医療センターは、最新の医療機器を備え、最新の医療を提供する地域の中心的病院として活躍をしています。31の診療科を持ち多くの医師が働いています。地域医療支援病院・地域がん診療連携拠点病院・地域周産期母子医療センターなどのさまざまな指定を受け、地域の医療機関と連携を取りながら住民の健康や生命を守っています。
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