奈良県「橿原市」の医師求人特集（生活＆医療情報）

奈良県橿原市には人口120,922人（2020年国勢調査）が住んでいます。
奈良県橿原市の2015～2020年における人口増減率は-2.57％となっています。
同じ奈良県中和医療圏に位置する地域とこの人口増減率を比べると、大和高田市では-4.74％、御所市では-10.32％、香芝市では-4.17％、宇陀市では0.71％となっていました。
つまり、橿原市の人口増減率は周辺地域に比べて高く、人口減少は少ないエリアと言えます。
次に奈良県橿原市の高齢化率を調べるてみると28.50％と、約4人に1人以上の方が65才以上の高齢者が住む地域であることがわかりました。

そんな奈良県橿原市の医療施設数を調べてみると、病院が8施設（奈良県立医科大学附属病院:992病床、平成記念病院:300病床、万葉クリニック:240病床、医療法人医誠会　橿原リハビリテーション病院:205病床、医療法人　橿原友紘会　大和橿原病院:149病床、平成まほろば病院:116病床、医療法人　桂会　平尾病院:99病床、医療法人一路会錦織病院:30病床）あることがわかりました。
また、一般診療所数は 108施設あることがわかりました。

次に、医療機関の絶対数だけでなく、人口対比で換算した時の橿原市の医療機関数の状況についてご紹介します。
医療機関数を人口対比で調査したデータを見ると、奈良県橿原市の病院数は全国平均値と同程度でした。

一方、診療所数は全国平均値より多いことがわかりました。
具体的には、奈良県橿原市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.49に比べ6.62でした。
また一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数字をチェックすると、全国平均値69.75に対して89.31と、約20ポイント高い状態であることがわかりました。（参照元：2021年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算）

では次に、この地域で働く医療従事者数はどのような状況なのでしょうか。
医療従事者数もチェックしてみると、奈良県橿原市に常勤している常勤医師在籍数は850名であることがわかりました。（2021年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）
この常勤在籍医師数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均医師数250.83人と比べて702.93人と、全国平均値に比べ、実に2倍以上であることがわかりました。
つまり、奈良県橿原市の常勤医指数は全国平均に比べて非常に多いため、他の地域に比べて医師の募集ニーズは全国平均より低い可能性が高いことがわかります。
このため、転職の際に行う条件交渉は医師よりも医療機関に優位に進めらる可能性が高いと言えます。

では次に、奈良県橿原市の数十年後の医療ニーズの変化についてチェックしましょう。
ここでは医師募集傾向の今後の変化を把握するために、奈良県橿原市の2020年医療需要の実績を100とした場合の需要変動をご紹介します。
データを確認すると、2025年予測では104、2030年は103、2035年は101、2040年では99、2045年予測では97と、2020年に比べて約3ポイント減少する予想がでています。
これらの数値から奈良県橿原市の医療ニーズは現状よりあまり変化しない可能性が高いといえます。

では次に、介護現場における医師募集ニーズの将来推移についてもチェックしてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しており、2020年実績を100とした場合のデータをご紹介します。
すると2025年予測では117、2030年は120、2035年は117、2040年では116、2045年予測では118と、2045年には2010年より約18ポイント増加することがわかりました。
つまり、奈良県橿原市の介護現場での常勤医師募集ニーズは現状を上回る可能性が高いと言えます。