長崎県「対馬市」の医師求人特集(生活&医療情報)

対馬市の生活関連情報

長崎県対馬市は、長崎県の対馬にある人口約3万1000人の街です。市のおよそ80%を森林が占める山に囲まれた街で、中央に湾を抱き河川豊かな自然に恵まれたエリアです。対馬島をはじめ100の島々があり、その中でも有人島は6島あります。基幹産業は漁業で、複雑なリアス式海岸を呈する湾は観光スポットであるとともに養殖業も盛んに行われています。対馬市では人口の過疎化や少子高齢化などの課題があり、地域のつながりが希薄になっていることが問題となっています。
対馬市には21校の市立小学校と13校の市立中学校があります。ほとんどが1学年1クラスかそれ以下の複式学級形式をとっています。
市では放課後学校の施設や公民館などで、地域住民と子ども達が学習やさまざまな体験などを通して交流を行っています。また市では、青少年の健全育成のために街頭で地域住民に啓発活動を行ったり、パトロールを実施しています。
海に面した市では、防災・減災を考えるシンポジウムがたびたび開かれ、各地区で減災について市民がそれぞれに話し合う「減災市民ワークショップ」を開催したり、住民がそれぞれの場所で身の安全を確保する「シェイクアウト訓練」なども市を挙げて実施されています。

対馬市の医師に関する情報

対馬市における病院施設数は3施設、一般診療所施設数は23施設・医療医師の数は40名で、人口10万人に対する病院数は全国平均を上回っており、一般診療所数・医師の数は全国平均を下回っています。人口が少ないエリアで数の上では充足しているように見えますが、実際には人口が集中している市街地に医療施設が集中しており、また市が抱えている少子高齢化や山間部エリア・有人離島エリアの医療問題などを考えると、医療施設・医師の数は不足している状況にあります。市には一人暮らしの高齢者や老老介護を行っている家庭も多く、訪問介護を行っている高齢者には認知症を患っている人も多い傾向にあり、介護スタッフの人員も不足をしています。
市で有名な医療機関は、対馬市民病院・医療法人三善会対馬中央病院があります。特に対馬市民病院は高度な医療を提供する市の中心的な病院で、24時間365日積極的に救急医療を受け入れており、地域の医療機関と連携を取りながら市民の健康と命を守っています。臨床研修指定病院に指定されている病院で、医学生の病院見学も盛んに行われています。対馬中央病院は地域に密着した医療を提供する病院で、高齢者や認知症ケアにも力を入れている病院です。
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