長崎県「壱岐市」の医師求人特集(生活&医療情報)

壱岐市の生活関連情報

壱岐市は長崎県にある島で、玄界灘に面し、福岡県博多港から郷ノ浦港まで西北76km、佐賀県唐津東港から印通寺港まで北42Kmの位置にあります。南北約17Km、東西約15Kmのやや南北に長い亀状の島です。壱岐市への交通手段は、高速船かフェリー、飛行機を利用します。高速船で博多港から1時間10分、長崎空港から飛行機で30分です。市内の主な交通手段はバスで、路線バスが運行しています。
壱岐市は郷ノ浦町、勝本町、芦辺町、石田町4つの町からなり、人口は平成27年5月末現在で28,215人、11,669世帯が暮らしています。市内には18校の小学校、4校の中学校が存在します。幼稚園が9箇所、保育所・保育園が12箇所と子育てや教育施設も整っています。離島ならではの交通助成金などもあります。結婚・妊娠・子育て応援に力を入れており、結婚を希望する未婚者の方向けに縁結び事業を行っています。
主な産業としては、農業、漁業、卸売・小売・飲食業、サービス業です。麦焼酎発祥の地とも言われており、市内には7社の工場があります。国の特別史跡の指定を受けている原の辻遺跡や、自然環境が数多く残っているため砂浜の綺麗なビーチが多くあり、観光地としても取り上げられています。

壱岐市の医師に関する情報

壱岐市には病院が7件、診療所16件、歯科医院9件、介護施設10件あります。休日診療については診療所や病院が協力し、当番制で実施しています。ある病院では診療科目として内科、外科、整形外科、眼科、産婦人科、小児科、脳神経外科、耳鼻科、皮膚科、泌尿器科、精神科、放射線科の12診療科があり、医師が常勤で14人、非常勤で常勤換算し、3,6人が勤務しています。医師の求人は経験不問で募集しており、内科、呼吸器内科、脳循環器内科、精神科で医師の不足と離島の病院になかなか勤務してくれる人がいないという現状が浮き彫りになります。また、耳鼻科や放射線科などの複数の診療科では、決められた曜日しか診療しておらず、外部から非常勤で来てもらって対応している状況なので、緊急時に対応できる専門医がいないということになります。
また、市内の病院の多くは郷ノ浦町に固まっており、勝本町、芦辺町、石田町には、病院が少ないという現状があります。診療科がなければ、郷ノ浦町まで出向いていかなければならない状況にあります。郷ノ浦町にもなければ、フェリーか飛行機で長崎市や福岡県、佐賀県に通わなければならないということになります。車などの交通手段がない場合、通院にも困難な状況だということになります。
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