壱岐市は長崎県にある島で、玄界灘に面し、福岡県博多港から郷ノ浦港まで西北76km、佐賀県唐津東港から印通寺港まで北42Kmの位置にあります。南北約17Km、東西約15Kmのやや南北に長い亀状の島です。壱岐市への交通手段は、高速船かフェリー、飛行機を利用します。高速船で博多港から1時間10分、長崎空港から飛行機で30分です。市内の主な交通手段はバスで、路線バスが運行しています。
壱岐市は郷ノ浦町、勝本町、芦辺町、石田町4つの町からなり、人口は平成27年5月末現在で28,215人、11,669世帯が暮らしています。市内には18校の小学校、4校の中学校が存在します。幼稚園が9箇所、保育所・保育園が12箇所と子育てや教育施設も整っています。離島ならではの交通助成金などもあります。結婚・妊娠・子育て応援に力を入れており、結婚を希望する未婚者の方向けに縁結び事業を行っています。
主な産業としては、農業、漁業、卸売・小売・飲食業、サービス業です。麦焼酎発祥の地とも言われており、市内には7社の工場があります。国の特別史跡の指定を受けている原の辻遺跡や、自然環境が数多く残っているため砂浜の綺麗なビーチが多くあり、観光地としても取り上げられています。