三重県「津市」の医師求人特集(生活&医療情報)

津市の生活関連情報

津市は、三重県の県庁所在地です。
面積が711.1 km²の地域で、三重県の中部に位置しています。

津市役場から鈴鹿市役所までのアクセスは、車の場合、「国道23号」経由だと39分 (21.0km)、または電車の場合、「津新町駅(近鉄名古屋線 急行 近鉄名古屋行)~伊勢若松駅~伊勢若松駅(近鉄鈴鹿線 各停 平田町行)~鈴鹿市駅」経由で50分で行くことができます。

津市を代表する人気スポットは、榊原温泉(津市榊原町)、道の駅 美杉(三重郡津市菰野字湯の山)、三重県護国神社(津市広明町)などがあります。
そのほかにも、一身田寺内町やおやつタウンなどが人気です。

津市の医師に関する情報

三重県津市には人口274,537人(2020年国勢調査)が住んでいます。
三重県津市の2015~2020年における人口増減率は-1.91%と減少傾向となっています。
津市を含む中勢伊賀医療圏に位置する地域と人口増減率を比べると、名張市は-3.06%、伊賀市は-2.00%となっており、津市の人口減少率は周辺地域と同じく減少エリアとなっていました。
ちなみに、全国の人口増減率は-0.75%であるため、津市の人口減少率は、全国平均値に比べて2倍程度の減少率になっているといえます。

次に、三重県津市の高齢化率を調べてみると29.40%で、津市に住む約4人に1人以上の人が65才以上の高齢者でした。
この数値を全国の高齢化率28.00%と比べてみると、津市の高齢化率は平均的な地域であることがわかります。

では次に、三重県津市の医療施設数をチェックしてみましょう。
調べてみると、病院が22施設(国立大学法人三重大学医学部附属病院:685病床、独立行政法人国立病院機構三重中央医療センター:486病床、三重県立こころの医療センター:348病床、独立行政法人国立病院機構三重病院:260病床、医療法人久居病院:225病床、藤田医科大学七栗記念病院:218病床、医療法人永井病院:199病床、医療法人暲純会榊原温泉病院:199病床、医療法人凰林会榊原白鳳病院:199病床、医療法人同心会遠山病院:180病床、武内病院:180病床、独立行政法人国立病院機構 榊原病院:175病床、津生協病院:149病床、若葉病院:130病床、三重県立子ども心身発達医療センター:110病床、大門病院:106病床、第二岩崎病院:84病床、三重県立一志病院:82病床、医療法人吉田クリニック:80病床、岩崎病院:52病床、倉本内科病院:50病床、医療法人 井上内科病院:32病床)、一般診療所数は225施設あることがわかりました。
絶対数だけ見ると医療機関数が多く感じますが、人口対比で換算するとどのような状況なのでしょうか。
調べてみると、病院・診療所数ともに全国平均値よりも多いことがわかりました。
具体的には、三重県津市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.46に比べ8.01と約2ポイント近く高いの数値でした。

また、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数字は、全国平均値69.98に対して81.96と約12ポイント高いことがわかりました。
これらのデータから、医療機関数が人口に対して充足している地域であることがわかります。(参照元:2022年11月現在の地域内医療機関情報の集計値(人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算))
では、この地域で働く医療従事者数はどのような状況なのでしょうか。
医療従事者数をチェックしてみると、三重県津市に常勤している常勤医師在籍数は1,024名でした。
この常勤在籍医師数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均医師数253.67人と比べて372.99人と約119ポイント高い数値となっていました。
この結果から、全国平均に比べて三重県津市の常勤の医師は充足していると言えます。

これらの医療資源に関するデータをまとめると、津市の医療資源は、病院というハード面だけでなく、常勤医師数というソフト面においても充足状況にあるエリアであるといえます。
結果的に、他の地域に比べて医師の募集ニーズはそこまで高くないと言えるでしょう。
そのため、転職の際に行う条件交渉は医師よりも医療機関の希望が優先される可能性が高いと言えます。

しかし、今後数十年後も医師のニーズ状況が現状を維持するとは限りません。
そこで、三重県津市の数十年後の医療ニーズの変化についてチェックし、医師の募集ニーズを推測してみましょう。
ここでは医師募集傾向の今後の変化を把握するために、三重県津市の2020年医療需要の実績を100とした場合の需要変動をご紹介します。
データを確認すると、2025年予測では102、2030年は101、2035年は99、2040年では98、2045年予測では96と、2020年に比べて4ポイント減少する予想になっていました。
これらの数値から三重県津市の医療ニーズは現状を下回る可能性が高いと言えます。
結果的に、医師の募集ニーズも現状よりやや減少するでしょう。

では次に、介護現場における医師募集ニーズの将来推移についてもチェックしてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しており、2020年実績を100とした場合のデータをご紹介します。
すると2025年予測では111、2030年は114、2035年は112、2040年では112、2045年予測では112と、2020年に比べて12ポイント増加する予想となっていました。
これらの数値から、三重県津市の介護ニーズは、現状より増加し、介護領域の医師の募集ニーズもかなり高まる可能性がある地域だと言えます。
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