三重県「いなべ市」の医師求人特集(生活&医療情報)

いなべ市の生活関連情報

いなべ市は、面積が219.6 km²の地域で、三重県の北部に位置しています。

いなべ市役場から津市役所までのアクセスは、車の場合、「名古屋亀山線/東名阪自動車道」経由だと1時間2分 (70.9km)、または電車の場合、「阿下喜北町~(桑名阿下喜線 21 桑名駅前 (桑名))~桑名駅前~桑名駅(近鉄特急 有料特急 鳥羽行)〜津駅〜津駅前~バス:一身田大里・サオリーナ線 サオリーナ前~三番町」経由で2時間22分で行くことができます。

いなべ市を代表する人気スポットは、砂山(いなべ市大安町石榑南)、宇賀渓キャンプ場(いなべ市大安町石榑南)、川原の白滝(いなべ市北勢町川原)などがあります。
砂山は、自然風化によってできた珍しい山のため、多くの観光客が訪れるスポットになっています。
宇賀渓キャンプ場は、そんな砂山の麓にあり、名前からも想像がつくように川が流れています。
川原の白滝は、お寺の敷地内にあり、歩いてすぐに見つけることができます。
落差22メートルの滝は、見応えがあると評判です。

いなべ市の医師に関する情報

三重県いなべ市には人口49,835人(2020年国勢調査)が住んでいます。
三重県いなべ市の2015~2020年における人口増減率は-1.84%と減少傾向となっています。
いなべ市を含む北勢医療圏に位置する地域と人口増減率を比べると、四日市市は-1.80%、桑名市は-1.20%、亀山市は-0.83%、木曽岬町は-5.25%、東員町は1.74%、菰野町は0.87%、朝日町は4.37%、川越町は2.51%となっており、いなべ市の人口減少率は周辺地域と比較すると平均的なエリアと言えます。
ちなみに、全国の人口増減率は-0.75%であるため、いなべ市の人口減少率は高いエリアとなっています。

次に、三重県いなべ市の高齢化率を調べてみると27.40%で、いなべ市に住む約4人に1人以上の人が65才以上の高齢者となっていました。
この数値を全国の高齢化率28.00%と比べてみると、いなべ市の高齢化率は平均的な数値であることがわかります。

では次に、三重県いなべ市の医療施設数をチェックしてみましょう。
調べてみると、病院が4施設(三重県厚生農業協同組合連合会 三重北医療センターいなべ総合病院:220病床、医療法人北勢会北勢病院:174病床、日下病院:154病床、大安病院:34病床)、一般診療所数は17施設あることがわかりました。
絶対数だけ見ると医療機関数が少なく感じますが、人口対比で換算するとどのような状況なのでしょうか。
調べてみると、病院数は全国平均値より多く、一般診療所数は全国平均値よりもやはり少ない地域であることがわかりました。
具体的には、三重県いなべ市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.46に比べ8.89と約2ポイント高い数値でした。

一方で、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数字は、全国平均値69.98に対して37.80と約32ポイント低いことがわかりました。
つまり、診療所が、人口に対して全く足りていない状況であることがわかります。(参照元:2022年11月現在の地域内医療機関情報の集計値(人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算))

では、この地域で働く医療従事者数はどのような状況なのでしょうか。
医療従事者数をチェックしてみると、三重県いなべ市に常勤している常勤医師在籍数は72名でした。
この常勤在籍医師数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均医師数253.67人と比べて160.10人と約93ポイント低くなっていました。
この結果から、三重県いなべ市の常勤医師数は全国平均に比べて医師が非常に不足している地域と言えます。
これらの医療資源に関するデータをまとめると、いなべ市の医療資源は、一般診療所数というハード面だけでなく、常勤医指数というソフト面においても不足状況にあるエリアであるといえます。
結果的に、他の地域に比べて医師の募集ニーズはかなり高い地域と言えるでしょう。
そのため、転職の際に行う条件交渉は医療機関よりも医師の希望の方が優位に進めらる可能性が高いと言えます。

しかし、今後数十年後も医師のニーズ状況が現状を維持するとは限りません。
そこで、三重県いなべ市の数十年後の医療ニーズの変化についてチェックし、医師の募集ニーズを推測してみましょう。
ここでは医師募集傾向の今後の変化を把握するために、三重県いなべ市の2020年医療需要の実績を100とした場合の需要変動をご紹介します。
データを確認すると、2025年予測では104、2030年は105、2035年は104、2040年では105、2045年予測では104と、2020年に比べて4ポイント増加する予想になっていました。
これらの数値から三重県いなべ市の医療ニーズは現状を維持するか、わずかに増加する可能性が高いと言えます。
結果的に、医師の募集ニーズも現状よりやや高まる可能性があると言えるでしょう。

では次に、介護現場における医師募集ニーズの将来推移についてもチェックしてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しており、2020年実績を100とした場合のデータをご紹介します。
すると2025年予測では113、2030年は119、2035年は119、2040年では120、2045年予測では122と、2020年に比べて22ポイント増加する予想となっていました。
これらの数値から、三重県いなべ市の介護ニーズは、現状より増加し、介護領域の医師の募集ニーズも増えるため、転職先としておすすめの地域だと言えます。
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