京都府「木津川市」の医師求人特集(生活&医療情報)

木津川市の生活関連情報

木津川市は、京都府の南部に位置しています。
京都市や大阪市都心から、約30〜40km、そして奈良市中心部から約8kmの場所にあり、アクセスの良さからベッドタウンとなっています。
近鉄ニュータウン木津川台や相楽ニュータウンがあるのもこの木津川市になります。

市の中央には市名に由来する木津川が流れています。
木津川にはさまざまな観光スポットがありますが、その中でも「きっづ光科学館ふぉとん」「福寿園CHA遊学パーク」は人気スポットになっています。

「きっづ光科学館ふぉとん」では、「光」にフォーカスを当てた施設になっています。
光の主な性質や光を使った最先端技術まで、楽しみながら学ぶことができるため人気になっています。
施設内では、光を使った実験ができる部屋や、光の歴史について学ぶ部屋、光の技術について触れることもできます。

もう一つの人気スポット「福寿園CHA遊学パーク」は、お茶の製造を行っている福寿園が、日本茶だけでなく世界のお茶の文化を伝えたいという目的で作られました。
お茶の製造過程や歴史を学べることはもちろん、世界のティー文化を体感できる6つのティーブースの展示、それから石臼で抹茶を引いたりお茶会など体験を通してお茶文化を知ることができるイベントや施設も併設されています。

木津川市の医師に関する情報

京都府木津川市には人口72,840人(2015年国勢調査)が住んでいます。
京都府木津川市の2010~2015年における人口増減率は4.41%と増加傾向にあります。
また京都府木津川市の高齢化率は23.10%と約4人に1人が65才以上の高齢者となります。

そんな京都府木津川市の医療施設数を調べてみると、病院が1施設(京都山城総合医療センター<木津川市木津駅前1丁目27番地>:321病床)あることがわかりました。
また、一般診療所数は53施設あることがわかりました。

京都府木津川市の医療機関数を人口対比でチェックしてみましょう。
すると、京都府木津川市の病院数は全国平均値よりもかなり少なく、診療所数は全国平均値よりやや多い状態であることが分かりました。
具体的なデータをチェックしてみましょう。
京都府木津川市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.47に比べ1.37と約5分の1近い数値になっていました。
つまり、京都府木津川市は人口の割に病院数が非常に少ない地域だといえます。

一方、一般診療所数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均値68.94に対して72.76と約4ポイント高い状況であることがわかりました。(参照元:2020年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算)
これらのデータから、京都府木津川市では、病院よりも診療所で診てもらう比重が高いと言えます。
または、近隣の病院でみてもらう可能性が、他の地域に比べて高いといえます。

では、京都府木津川市で働く常勤医師数の状況はどうなっているのでしょうか。
さまざまなデータを元に、京都府木津川市に常勤している医師在籍数について調べてみると、常勤医師在籍数は119名在籍していることがわかりました。(2020年11月現在の地域内医療機関情報の集計値)
この常勤在籍医師数を、「人口10万人あたり」で換算してみると、全国平均医師数244.11人と比較して163.37人と約80ポイント低いことがわかりました。
つまり、京都府木津川市の常勤医指数は、全国に比べて少ない地域と言えます。
総括すると、京都府木津川市の医療資源(医療機関と医師数)は、全国に比べるとあまり豊かとは言えない地域であることがわかりました。
しかし、見方を変えると、医師募集ニーズは全国平均よりも高い傾向にあると言えます。

では、京都府木津川市の常勤医師募集傾向は、今後、どのように変化するのでしょうか。
医師募集傾向の今後の変化を明らかにするために、京都府木津川市の2015年医療需要の実績を100と基準にした場合の需要変動をチェックしました。
すると、2020年予測では110、2025年は118、2030年予測では122、2035年では122、2040年予測では124、2045年予測では125と、2015年に比べて約25%も増加する予想データになっていました。
このように、2045年予測値まで徐々に増加し続ける地域は全国でもかなり稀なケースになっています。
つまり、京都府木津川市の常勤医師募集ニーズは現状よりさらに高くなる可能性があると言って良いでしょう。

では次に、今後の介護現場での医師募集ニーズについて調べてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想していきます。
2015年実績を100とした場合、2020年予測では124、2025年は157、2030年予測は171、2035年では172、2040年予測では172、2045年予測では178と、こちらも2015年に比べて約78%も増加することがわかっています。
このように、医療・介護ともに需要が増加し続ける地域はかなり珍しいと言えます。
この結果からもわかるように、京都府木津川市の医師募集ニーズは、今度も高まりを維持するでしょう。
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