高知県「須崎市」の医師求人特集（生活＆医療情報）

高知県の須崎市は、四国の中央南部で、高知市中心部から約30キロメートルほど南西に位置している市です。市の面積は約135平方キロメートルあり、その中には約1万1千世帯あり、人口は約2万3千人です。人口は1980年をピークにこの数十年は徐々に減少の傾向にあります。全国平均の進行分布と比較すると20歳代から30歳代の若い層が少なく、60歳以上の高齢者の占める割合が高くなり始めています。
須崎市では市内に「はっぴいぽけっと」と「サンサンひろば」という二つの子育て支援センターを設立することにより、「乳幼児の遊び場の提供」・「保護者の集いの場の提供」・「育児不安などについての相談・指導」・「子育てサークルなどの育成・指導」・「地域子育て関連の情報提供」などの活動を行っています。その他、子ども手当の支給や子育て医療応援事業の実施により経済的な側面からも子育てやこども医療についての支援を行っています。
須崎市の中には、「市立吾桑小学校」を代表として9件の市立小学校があり、「市立朝ヶ丘中学校」をはじめとして5校の市立中学校と、「明徳義塾中学校」という私立中学校があります。高校については、「県立須崎高等学校」など2校の公立学校と1校の私立学校があり、充実した教育体制が整っています。

高知県の須崎市の中には41件の医療機関があります。その中で、歯医者と薬局を除外すると、13件の病院・医院・クリニックがあることになります。その中には「須崎くろしお病院」などに代表されるような、豊富な診療科が整っているうえ、各種最新医療機器を整えていて、入院なども可能な比較的大きな病院もありますが、この地域の医療機関のほとんどは、個人経営の比較的小規模から中規模の医院やクリニックが多く締めています。この地域の医師数は47人前後で、年々減少の傾向にあります。人数的には、人口に対してほぼバランスが取れているということができます。
また、市内には11件の歯医者があります。この地域の歯科医数は15人前後となっていて、歯医者の件数との比較を行うと、このエリアの歯医者がほとんど、個人開業医の比較的小規模な機関であることがわかります。
一方、薬局については、ドラッグストアーも含めると、17件存在しています。このエリアの薬剤師数は36人前後となっていて、比較的充実しているということができます。
高知県の中では医療機関が高知市に集中する傾向にあり、へき地での医療の充実に課題があり、県として、へき地でも充実した医療を受けられるように対策を行っています。