兵庫県「尼崎市」の医師求人特集（生活＆医療情報）

兵庫県尼崎市は人口452,563人（2015年国勢調査）が住む市です。医療施設数は、病院が26施設(兵庫県立尼崎総合医療センター:730病床、独立行政法人労働者健康安全機構関西労災病院:642病床、社会医療法人　中央会　尼崎中央病院:309病床、医療法人尼崎厚生会立花病院:272病床、はくほう会セントラル病院:254病床、尼崎医療生協病院:199病床、社会医療法人愛仁会　尼崎だいもつ病院:199病床、安藤病院:153病床、医療法人社団兼誠会つかぐち病院:152病床、尼崎新都心病院:150病床、以上病床数が多い10施設のみ掲載)、そして一般診療所が473施設あります。この尼崎市の医療機関数を人口対比で全国平均値と比較した場合、病院数は全国平均よりやや少なく、診療所数は全国平均よりも多いことがわかりました。例えば尼崎市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.65に対して5.75でした。また、一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数値を見てみると、全国平均値71.57に対して104.52と全国平均値より約30ポイント高い状況でした。（参照元：2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2015年国勢調査総人口で計算）次に尼崎市の常勤医師在籍数についてチェックしてみましょう。調べてみると、兵庫県尼崎市に在籍する施設別常勤医師数は1,248名でした。（2018年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）尼崎市の在籍常勤医師数を人口10万人あたりで換算すると、全国平均医師数246.00人と比べ275.76人であることがわかり、約29ポイント高い状況でした。結果的に、現時点では医師の募集ニーズは全国平均とそれほど変わらないと言えるでしょう。では、将来の医師募集ニーズはどのように変化するのでしょうか。ここで、将来の医師募集ニーズを推測する有用なデータをご紹介します。それは、将来推計人口から計算した「医療需要予測指数」です。このデータから、2015年の医療需要の実績を100とした場合、2020年予測では104、2025年は105、2030年予測では103、2035年では101、2040年予測では101、2045年予測では101と、ほぼ横ばいで推移することがわかります。つまり医療機関での医師の募集ニーズもこの授業予測値に比例して増加するでしょう。人口減少し続けている日本では、尼崎市のように医療需要が現状を維持、または減退する地域の方が大多数です。では最後に、介護施設の需要データをチェックしてみましょう。尼崎市の介護需要予測指数は、2015年実績を100とした場合、2020年予測では115、2025年は129、2030年予測では128、2035年では122、2040年予測では122、2045年予測では128と「2015年の1.3倍弱」ほどに変動すると考えられます。結果的に、尼崎市では特に介護施設において医師の募集ニーズがやや伸長する可能性が高いと言えます。