広島県の尾道市は、広島中心部から約70キロメートルほど東側に位置する市です。市の面積は約285平方キロメートルあり、その中には約15万人の人々が生活しています。人口はこの40年ほど減少傾向にあり、全校人口分布と比較すると20歳代から40歳代までの人口層が少なく、65歳以上の高齢者が増加の傾向で、少子高齢化が着実に進んでいる地域といえます。
尾道市は、本州エリアと、向島・岩子島・因島・生口島・高根島などの島々にて構成されています。島々には橋が架けられ、本州から四国まで自動車にて行くことが可能です。人口は、本州エリアの南部に集中しています。
市では、「おのみち子育て支援センター」をはじめとして多数の子育て支援センターを設立して、子どもへの遊び時間の提供と保護者への相談会の実施などを開催しています。また、乳幼児医療費情勢制度を導入することにより0歳児から中学3年生までの子どもに関して市からの医療費助成を受けることが可能で経済的支援が受けられます。市内には29校の市立小学校、17校の市立中学校、1校の私立中学校、6校の県立高等学校、2校の私立高等学校などがあり充実した教育が受けられます。その他にも、尾道市立大学なども存在しています。