広島県の呉市は、中国地方の瀬戸内海側にあり、広島中心部から約20キロメートルほど南東部に位置している市です。昔から造船が盛んな地域で、戦艦大和が建造された地域であることでも有名です。市の面積は約353平方キロメートルあり、その中には約11万1千世帯があり、約23万4千人の人々が生活しています。人口は1975年から徐々に減少傾向になっていて、60歳以上の年齢が徐々に増加していて高齢化が始まっている地域です。
呉市では、「子ども・子育て支援事業計画」を作成中で、「地域で子供と子育てを支える環境づくり」・「すこやかに海育てる環境づくり」・「子どもが心身ともに健やかに成長するための教育環境づくり」・「子どもと子育て家庭にやさしく安心できる環境づくり」をはじめとして、6つの基本目標を設定して、子育てしやすい街づくりの実現を目指しています。その他「乳幼児医等医療費助成制度」を制定することにより、0歳から小学校就学前の子供に関する通院と入院の費用の助成、小学生に関する入院費の医療費の助成を行うことにより、子どもの医療に関して経済的なサポートを行っています。
呉市の中には、39校の公立小学校、26校の公立中学校、11校の高等学校、4校の大学と専門学校があり教育機関も充実しています。