福岡県「筑紫野市」の医師求人特集(生活&医療情報)

筑紫野市の生活関連情報

筑紫野市は福岡県の中部にある人口約10万1000人の街です。東西を山々に囲まれ、水資源も豊かで複数のダムを抱えています。国道や高速道路・JR・私鉄の路線が市の南北を走っており、福岡県の中心地まで近いことからベッドタウンとして人口が増加をしています。筑紫エリアの主要拠点として多くの行政機関があり、近年ニュータウンの開発で大型ショッピングモールなどの商業施設が盛んに建設をされています。市では共働きをする家庭の増加や核家族化が進んでおり、家庭教育力の低下や地域とのつながりが希薄になっており、青少年の健全な育成が危ぶまれるなどの問題点が指摘されています。
筑紫野市には11校の市立小学校と5校の市立中学校があります。市では学校と家庭・地域が一体となって子育ての目標を共有し、子どもの成長を支えていこうとする取り組みが行われています。市は学校運営協議会を設置したコミュニティ・スクールを推奨しており、山口小学校・天拝小学校・二日市東小学校・筑紫野中学校の4校が最初の研究指定校として活動しており、学力ばかりではなく、家庭力や地域力を高め地域の発展や活性化につなげるために、コミュニティ・スクールの全校実施を目指しています。

筑紫野市の医師に関する情報

筑紫野市における病院施設数は10施設・一般診療所施設数は68施設あり、人口10万人に対する医療施設数は病院・一般診療所どちらも全国の平均を上回っており充実をしているといえます。医療医師数も246人で全国平均を上回る数で充実をしている傾向にあるといえるでしょう。しかし診療科別に見てみると、内科や小児科が全国の平均を下回り不足をしている傾向にあり、若い世代が増加をしている市では早急な対策が必要とされています。また65歳以上の高齢化率も23%で高齢化が進んでいるエリアで、病院数が少ない中心市街地から離れた場所で生活をしている高齢者の医療問題も課題として残っています。
筑紫野市で有名な医療機関は、社会福祉法人恩賜財団済生会支部済生会二日市病院・地域医療支援病院福岡大学筑紫病院などがあります。特に済生会二日市病院は、地域医療支援病院・災害拠点病院に指定されている地域の中心的病院で、高度な最先端の医療を提供しています。地域の医療機関と連携を取りながら二次救急指定病院として急性期の治療を行う役割も担っています。臨床研修指定病院として指定を受けている病院で、専門的教育や研修施設が充実をしいるなど、研修医の受け入れ体制も整っています。
閉じる