奈良県「大和郡山市」の医師求人特集（生活＆医療情報）

奈良県大和郡山市には人口83,285人（2020年国勢調査）が住んでいます。
奈良県大和郡山市の2015～2020年における人口増減率は-4.33％となっています。
同じ奈良県西和医療圏に位置する地域とこの人口増減率を比べると、生駒市では-1.32％、平群町では-4.63％、三郷町では-1.49％、斑鳩町では1.04％となっていました。
つまり、大和郡山市の人口増減率は周辺地域に比べてやや高く、人口減少率は高いと言えます。
次に奈良県大和郡山市の高齢化率を調べるてみると32.80％と、約3人に1人近くの方が65才以上の高齢者が住むことがわかりました。

そんな奈良県大和郡山市の医療施設数を調べてみると、病院が6施設（独立行政法人国立病院機構やまと精神医療センター:283病床、独立行政法人地域医療機能推進機構　大和郡山病院:223病床、社会医療法人　田北会　田北病院:210病床、医療法人青心会郡山青藍病院:140病床、医療法人厚生会奈良厚生会病院:60病床、医療法人藤和会藤村病院:45病床）あることがわかりました。
また、一般診療所数は 63施設あることがわかりました。

次に、医療機関の絶対数だけでなく、人口対比で換算した時の大和郡山市の医療機関数の状況についてご紹介します。
医療機関数を人口対比で調査したデータを見ると、奈良県大和郡山市の病院数/診療所数ともに全国平均値より多いことがわかりました。
具体的には、奈良県大和郡山市の人口10万人あたりの病院数は、全国平均値6.49に比べ7.20と約0.7ポイント高い状況でした。
また一般診療所数を人口10万人あたりで換算した数字をチェックすると、全国平均値69.75に対して75.64と約6ポイント高い状態であることがわかりました。（参照元：2021年11月現在の地域内医療機関情報の集計値/人口10万人あたりは、2020年国勢調査総人口で計算）

では次に、この地域で働く医療従事者数はどのような状況なのでしょうか。
医療従事者数もチェックしてみると、奈良県大和郡山市に常勤している常勤医師在籍数は154名であることがわかりました。（2021年11月現在の地域内医療機関情報の集計値）
この常勤在籍医師数を人口10万人あたりで換算してみると、全国平均医師数250.83人と比べて184.91人と、全国平均値に比べて約66ポイント高いことがわかりました。
つまり、奈良県大和郡山市の常勤医指数は全国平均に比べて多いため、他の地域に比べて医師の募集ニーズは全国平均より低い可能性が高いことがわかります。
このため、転職の際に行う条件交渉は医師よりも医療機関にとって優位に進む可能性が高いと言えるでしょう。

では次に、奈良県大和郡山市の数十年後の医療ニーズの変化についてチェックしましょう。
ここでは医師募集傾向の今後の変化を把握するために、奈良県大和郡山市の2020年医療需要の実績を100とした場合の需要変動をご紹介します。
データを確認すると、2025年予測では104、2030年は102、2035年は98、2040年では94、2045年予測では90と、2020年に比べて約10ポイント減少する予想がでています。
これらの数値から奈良県大和郡山市の医療ニーズは現状より減少することがわかります。
結果的に、25年後の常勤医師の充足感は現状より増す可能性があります。

では次に、介護現場における医師募集ニーズの将来推移についてもチェックしてみましょう。
ここでは「介護需要データ」をもとに医師募集ニーズを予想しており、2020年実績を100とした場合のデータをご紹介します。
すると2025年予測では117、2030年は120、2035年は115、2040年では111、2045年予測では109と、2045年には2010年より約９ポイント高いことがわかりました。
つまり、奈良県大和郡山市の介護現場での常勤医師募集ニーズは現状を上回る可能性が高いと言えます。