岡山県「倉敷市」の医師求人特集(生活&医療情報)

倉敷市の生活関連情報

 倉敷市は人口477,188人(2015年国勢調査人口)の街で岡山県の中で最も出生率が高い地域です。岡山県では人口減少が著しいにもかかわらず倉敷市の人口自然増加率は微増しているのが特徴です。子育て支援制度として、保育サービスのサポートをしてくれる保育コンシェルジュや、0~3歳児の子育て親子同士の交流を促進するための子育てサロンの設置、また赤ちゃん連れのファミリーが外出先でも安心して授乳やおむつがえができるような施設(通称「赤ちゃんの駅」)を設置し、この活動に賛同する民間店舗の拡充を図っています。また、倉敷ファミリーサポートセンターを設置して「子育て支援をお願いしたい市民」と「子育てを支援をしたい市民」が登録制で行う子育て支援事業を展開しています。そのほかにも、一時預かりをしている保育所が15園、休日保育をしている保育所が6園、病後・病児保育を行っている保育所など、様々な要望に合わせて保育サポートが受けられるようになっています。また、倉敷市内には、中高一貫学校が岡山県立倉敷天城中学校(共学・偏差値62)と清心中学校(女子校・偏差値51)の2校あります。

倉敷市の医師に関する情報

 倉敷市の医療施設数を見てみると、病院が36施設・一般診療所が303施設あり、県内で岡山市に続き2番目に多い地域であることがわかります。医師数は1,673名で人口10万人あたりの人員数は350.65人となり、全国平均値245.93人より約55ポイントも高く、倉敷市の医師数は全国に比べて充実しています。しかし、倉敷市の高齢化率(65歳以上)は25.60%と4人に1人が高齢者で、今後も65歳以上の高齢者人口・75歳以上の後期高齢者人口がともに急増することがわかっており、2030年の医療需要指数は2015年の1.1倍、介護需要指数は2015年の1.4倍ほどになると言われています。そのため、医療機関数の拡充や医師数/介護士といった人員確保が求められています。倉敷市を代表する総合病院には、川崎医科大学附属病院(1182床)や倉敷中央病院(1166床)、水島共同病院(282床)、倉敷成人病センター(269床)などが挙げられます。倉敷成人病センターでは、地域医療連携や治験・臨床研究に積極的なことで有名です。水島協同病院では、2010年から医療の質の改善を目的にプロジェクトを立ち上げ医療の質指標の設定・測定・改善を実施されています。例えば「医療安全の指標」では、ヒヤリハット/事故報告数や医師の報告率を算出しています。例えば、医師の報告率が5%以上だ「と医師の問題意識や安全に対する意識が高い」と言われているなか、水島協同病院では5.9%と高い数値を維持しています。このように「医療安全の指標」以外にも、「看護ケア」「感染対策」「病院全体」「薬剤」「手術」「救急医療」「疾患」「透析医療」「人権の尊重」「栄養」「検査」「薬剤部」「予防医療」「患者満足度」に関する指標を設けて日々改善に努めています。
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