大分県「佐伯市」の医師求人特集(生活&医療情報)

佐伯市の生活関連情報

 佐伯市は大分県の南東端にある都市で、人口は約7万2000人で大分県内では第4位の規模を誇ります。江戸時代に佐伯藩の城下町が置かれた頃から海の幸、山の幸に恵まれていることで知られていました。これらの豊かな自然については、内陸部にある山々や沿岸部のリアス式海岸がいずれも国定公園に指定されるなど、現在も残されています。佐伯市は1889年に発足し、2005年に周囲の5つの町と3つの村と合併して現在の市となった結果、県内でも最大の面積を誇るようになりました。交通機関としてはJR日豊本線の駅が9つ通っており、このうち佐伯駅は市の中心部にあり発着本数のかなり多い駅となっています。一般のバス路線としては大分バスなどのバス会社の他、市が運営するコミュニティバスも発達しており、あらゆる世代の人たちに利用しやすくなっています。
さらに、佐伯市は県内有数の教育環境を持っています。市内には小学校が32校、中学校が15校あり、いずれも県内では大分市に次いで2番目に多い数字を誇っています。また高校は県立高校が3校、私立高校が1校あるなど、バリエーションに富んでいるという利点があります。さらに子育て環境としても優れていて、幼稚園の数は26園と、こちらも県内で2番目に多く充実した環境を象徴しています。

佐伯市の医師に関する情報

 佐伯市は県内有数の都市であるということもあり、医療に関しては県内でも重要な役割を果たしています。病院施設は市内に8施設あり、施設数こそ県内で6番目にとどまりますが、二次および三次の救急病院など、24時間体制で患者を受け入れることができる施設が豊富にあります。市内には全体で医師の数が149人にも上り、それぞれの医療機関において充実した医療スタッフが配備されているということが示唆されます。人口1万人当たりに換算しても医師数は19.4人におよび、やはり県内でも上位に位置する数となっています。さらに、これらの病院施設と提携した診療所が大分県で4番目に多い61施設あり、両者の連携は確立されています。
このように佐伯市では充実した医療スタッフと高度な医療を提供するためのハード面を取りそろえた病院施設が充実していることから、周辺の市町村や県外も含めた他の自治体の領域もカバーできる医療圏を持っています。この医療圏をサポートすべく、老人保健施設などの地域に根差した福祉施設も充実しており、市内全体で206箇所もの福祉施設があります。これは県内で4番目に多い数字であり、佐伯市の住民が安心できる医療体制を支えています。
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