鹿児島県「垂水市」の医師求人特集(生活&医療情報)

垂水市の生活関連情報

 垂水市は大隅半島の北西にあり、鹿児島県内の中部に位置している町です。人口は1万7千人程度と比較的小規模な都市ですが、特筆すべきは、農業と漁業が、県内の市町村では5番目に多い売上高で、全国でも有数の金額となっています。また、交通手段としては鉄道や路線バスを用いた陸路の他、薩摩半島と大隅半島を結ぶ桜島フェリーがあり、これらを組み合わせることによって県内の各都市へのアクセスが大変便利となっています。
垂水市には小学校が8校、中学校が1校、高校は1校あり、いずれも市が運営しています。人口1万人当たりに換算すると小学校は5校あることになり、これは全国的にもかなり多い数となります。中学校に関してはやや数が少ないですが、この規模の都市にして高校を有するため、周囲の市からも生徒が数多く訪れています。このように教育面においては比較的恵まれた環境にあると言えます。
また、垂水市内には保育所が6か所、幼稚園が3か所にあります。これは鹿児島県内の市町村の中ではいずれも20番目ぐらいに多い数字であり、人口を踏まえるとかなり充実していると言えます。したがって育児面においても住むメリットの多い都市と言えます。

垂水市の医師に関する情報

 垂水市全体の医療情勢はおおむね平均的なものです。市内に常勤している医師は全部で27人いて、これは鹿児島県内では19番目に多い数字となります。人口1万人当たりに換算しても約15人で、これは県内で17番目に相当する数字であり、やはり標準的な医師の数と言えます。医療機関の数に関しても同様のことが言えます。病院に関しては3施設、診療所は10施設あります。それぞれ県内では17位、23位で診療所の数はやや少ない傾向がありますが、おおむね鹿児島県内では標準的な医療機関の数です。一方で老人ホーム、ケアハウスなどの福祉施設に関しては全部で60の事業所があります。こちらに関しても県内では標準的な数であり、そこで働くスタッフの数も約1100人でやはり平均的です。
このように、垂水市の医療情勢としては医師や医療機関、福祉施設ともに平均的なレベルを維持しているのが現状です。市全体として、人口はやや減少傾向にあり、看護師などの働き盛りの医療スタッフの市外への流出が懸念されていますが、それを防止するための方策として、市としては医療機関への助成金や医療スタッフへの待遇を優遇するなど、さまざまな尽力をして市民の健康を守る体制を維持しているのです。
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