鹿児島県「さつま町」の医師求人特集（生活＆医療情報）

　薩摩郡さつま町は鹿児島県の北部に位置する町です。2005年に3つの隣接する町が合併することによって現在の町ができました。この町では電器産業や陶磁器産業などの製造業が特に盛んであり、製造品の出荷額は県内の市町村でも八番目に多く、人口と比較するとかなり頑張っていると言えます。一方で農業や畜産業も県の平均を上回っており、鹿児島県内でも第一次産業や第二次産業が栄えた地区の1つであると言えます。
薩摩郡さつま町には小学校が14校あり、これは県内では15番目に多く平均的な数と言えます。中学校は4校、高校は1校であり、これは県の平均を少し下回っていますが、人口あたりに換算すると平均的な数であると言えます。その他、これらの教育機関の生徒数や教員の数はいずれも県内では平均的な数であり、この町は教育環境としては標準的であると言えます。
また、薩摩郡さつま町に全部で保育所が14施設あります。これは県内では12番目であり平均的な数ですが、待機児童に関してはここ何年も0人の状態が続いており、子育てをしながら働いて生計を立てたい親御さんにとっては子供を預ける場所に困ることはほとんどないと言えます。したがって、育児の環境としては恵まれている環境です。

　薩摩郡さつま町全体では医師は43人、歯科医師は9人います。絶対数としては県の平均を少し下回っています。ただし人口1万人当たりの医師数は約18人で、これは県内の市町村の中で14番目であり、平均的な数であると言えます。また、病院の数としては5施設、比較的小規模な診療所が21施設、歯科診療所が9施設でいずれも標準的な数です。
また、老人ホームやグループホームなどの介護福祉施設を含めた事業所は町内に68施設あり、その中で働く従業員の数は約1700人います。1つの事業所あたりの従業員の数は25人で、これは県内では4番目に多い数字となります、またこれらの事業所1つあたりの売上額は県内で2番目に多いです。つまり、薩摩郡さつま町の介護福祉施設などの事業所は、数は少ないものの大きな売り上げを挙げており、地域社会の役に立っているということが分かります。その結果、多くの従業員を雇用することができ、さらにサービスの拡充に役立っていると言えます。
このように薩摩郡さつま町では病院や診療所の数としては多くないものの、その下請けとなる介護施設が頑張っています。これは町の方針として、介護職員の育成に長年にわたり重きを置いてきたという実績の現れです。