広島県「府中市」の医師求人特集(生活&医療情報)

府中市の生活関連情報

広島県の府中市は、中国地方の比較的内陸に位置した山間部で、広島市中心部から約80キロメートルほど北東に位置しています。市の面積は約196平方キロメートルあり、その中には約4万人の人々が生活しています。人口はこの40年以上減少傾向が続いていて、20歳代から40歳代までの年齢層の人口が少なめの傾向で、60歳以上の高齢者の占める割合が高くなってきている地域です。
府中市では、市内に4か所の子育て支援センターを設けることにより、子育てに関する相談会などを実施しています。また、市として子育て支援サイト「ちゅちゅ」という市民参加型のサイトを立ち上げることにより、子育て世代のコミュニケーションの場を提供しています。また、不妊治療費助成制度を設けることにより、少子化対策への取り組みを行い、乳幼児等医療費助成制度を導入することにより、0歳児から6歳児までの子どもの医療についての助成、小学校1年から6年生までに関する入院費の助成を行い、経済的な側面からもこども医療のサポートを行っています。
市内には8校の公立小学校、4校の公立中学校のほかにも、3校の県立高等学校が存在していて、充実した教育環境が整えられています。

府中市の医師に関する情報

広島県の府中市の中の全ての医療機関の件数を合計すると94件となります。その中から、歯医者と薬局を除外すると33件の医療機関が存在していることとなります。その中には「府中市民病院」のような、豊富な診療科が充実していて、入院設備や検査設備なども整った比較的大きな総合病院などもありますが、大多数の医療機関は、個人経営の比較的中規模から小規模な医院やクリニックが多いのが特徴です。市内の医師数は79人前後で、毎年減少の傾向になっています。人口から考慮すると不足気味になりつつあります。
また、歯医者については市内には20件存在しています。それらの歯医者のほとんどは、個人経営の小規模な医院やクリニックであるのが特徴です。市内の歯科医数は28人前後で、決して充実しているとは言えない状況です。
一方、市内にはドラッグストアーも含めると41件の薬局が存在していますが、市内には80人前後の薬剤師が存在していて、その人数は年々減少傾向です。現在のところ充実はしていますが、今後の薬剤師不足が危ぶまれている状況です。
広島県全域としては医師や薬剤師の数は、増加の傾向にありますが、府中市の様な山間部の広がる過疎地域については医師不足になっている状況があり、広島県としては医者が過疎部にもいきわたるように偏在解消の対策を開始しています。
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